旅するタヌキ 

トッパンホール のガイド

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トッパンホール

個性的なデザインの音の良いホールとして、内外のアーティストから定評のあるコンサートホール。

トッパンホールのあらまし

創業100周年を機に、日本で初めての印刷博物館(http://www.printing-museum.org)と共に「トッパンホール」が設立された。

自主公演にも積極的に取り組んでおり、年間10公演程度を自主開催している。

トッパンホールがお得意のジャンル

  • ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

トッパンホールの公式Webサイト&公演チケット情報

http://www.toppanhall.com/

トッパンホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

トッパンホールへのアクセス

所在地   東京都文京区水道1−3−3

江戸川橋駅から徒歩8分、飯田橋駅から徒歩13分、後楽園駅から徒歩10分。
都営バス上69・飯64系統「東五軒町」、「大曲」バス停から徒歩3分。
文京区コミュニティバスBーぐる「トッパンホール・印刷博物館」バス停から徒歩4分。

施設面から見たホールの特色

(詳しくはこちら公式ページ)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

 408席と小ぶりなホールではあるが、最新の音響工学を駆使し、ホール全体を浮かすなど、遮音、響きには定評があり、国内外のソリスト、アンサンブル団体の人気ホールの1つとなっている。

1フロアーの変形ホール

客席は前半部が平土間、後半部が緩やかなスロープになった1フロアーの作り。

木をふんだんに使用した「全周木壁」の作り

2層に分かれた客席両側壁

ホール両側壁面は要所に「音響拡散体」を兼ねた照明フードを配した「装飾梁」で下層部と上層部に分かれ、下層部は「ランダム配置の桟」のあるパネルとしながら、要所に設けたプレーンな「飾り柱」で縁取りしたデザイン。

客席両測にある装飾梁上の上層部

上層部は「僅かに張り出した装飾梁」上にランダムな凸形円弧状のパネルを並べてあり「僅かに外傾」スラント処理がしてある。

両処理でホール「間口に変化」を与えてある。

更にホール前半部分では、空調ガラリを兼ねた開口部のあるデザイン。

客席背後の壁は

客席大向こう背後の低層部分は大掛かりな「マジックボックス(可変音響調整装置)」になっており、上層部の「張り出した」コントロールルームの壁面は1階側壁と同様の波形パネルを用いている。

オープンステージ周辺

オープンステージ背後の壁面は客席周囲とほぼ同様な設えであるが、上層部は「内傾」させ大きく「コーナー部分を面取り」した台形ステージと成っている。

大型一体構造の天井

天井はプラスターボードを用いた大型のセグメント反響板で構成され、周辺壁面から「折れ上がった」形状で、「大型変形トレー」をホールにかぶせたようなデザインとし、要所に音響拡散体として「胴がくびれた異形装飾梁」があしらわれている。

全体としては「アーリー・アメリカン・スタイルの映画館」を連想させる内装デザインである。

(※「太文字」はホールデザインの勘どころ「壺」(※1)に相当する部分です。)

詳細データ

  1. 所属施設 トッパンホール
  2. 運営団体 株式会社トッパンホール -
  3. 開館   2000年
  4. ホール様式 変形オープンステージコンサートホール。
  5. 収容人員  1フロアー 408席 平土間中央部千鳥配置客席
  6. 舞台設備 オープンステージ  間口17.4m、奥行8.0m、舞台高0.6m
  7. その他の設備 、可変残響装置、
  8. 付属施設 、楽屋x4、ホワイエ
  9. 設計 株式会社 岡田新一設計事務所
  10. 音響設計 株式会社 永田音響設計
  11. ゼネコン  安藤・鹿島・東急建設共同企業体

微酔い狸の独り言

なんとなく1920年台のアーリーアメリカンホールを思わせるデザインで、ロマネスク様式のシューボックスだけがコンサートホールでは無い!事を主張してくれている。

壺を押さえた銘デザインでは有るが...。

商業ホールの宿命?

高い天井、側壁際の通路、中央部千鳥配列シートを持つ平土間部分、そしてロールバック?と思わせる様な両袖に十二分な無駄スペース(通路)を取った後半スロープなど素晴らしい箇所も多いのに、客席最後列「大向こう席」の2列は何なの?

「100の説法1ッ発のxで飛ぶ!」ではあ~りませんか!

というわけで残念ながら、狸穴総研・音響研究工房「厳選・真の銘ホール50選」からは外させて頂きます!

※1、関連舞台解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら

公開:2017年9月 6日
更新:2018年4月 4日

投稿者:デジタヌ

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