旅するタヌキ 

渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール のガイド

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渋谷区文化総合センター大和田

「雑多な町渋谷」の文化の旗頭「渋谷区文化総合センター大和田」この辺りが嘗て「大和田」と呼ばれていた事に由来する施設。

渋谷区文化総合センター大和田のあらまし

地下3階・地上12階からなる同施設には、スポーツやイベント等が行える多目的アリーナや、趣の異なる2つの文化ホール、図書館や保育園など、多くの施設が入っています。区が運営・管理する複合施設としては最大規模で、渋谷区の新たな名所の誕生です。<公式サイトより引用>

渋谷区文化総合センター大和田のロケーション

  • 所在地  東京都渋谷区桜丘町23番地21号

渋谷西口をでて、南方(恵比須方面)に国道246号(首都高)を渡り、サクラ通りを進んだ所にある。

近くにはセシリアンタワー東急ホテルや渋谷インフォスタワーなどの商用ビルも有るが、銀座線、井の頭線北側の繁華街とは雰囲気が異なる、コンドミニアムが立ち並ぶ静かな住宅街の中にある。

2015年度から渋谷公会堂の建て替え期間中、11月に開催される渋谷区民文化祭のメイン会場と成っている。

渋谷区文化総合センター大和田これまでの歩み

1970年まで「大和田」の地名を使用していたが、同年より「桜丘町」に住所名が改称された。

2007年10月旧大和田小学校跡地に着工。
2010年6月竣工。

渋谷区文化総合センター大和田がお得意のジャンル

さくらホール

オーケストラコンサート、Jポップ関係のコンサート,エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、落語・演芸寄席まで、大道芸、パフォーマンスショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している>

伝承ホール

伝統芸能以外にも、ソリストのリサイタル、アンサンブル等のクラシックコンサート、ジャズコンサート、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンスショー等ジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。

渋谷区文化総合センター大和田の公式Webサイト&公演チケット情報

http://www.shibu-cul.jp/

さくらホールで催されるコンサート情報。

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

伝承ホールで催されるコンサート情報。

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

渋谷区文化総合センター大和田へのアクセス

渋谷駅から徒歩5分

大和田シャトルバス(ハチ公口-文化総合センター大和田)
ハチ公バス(夕やけこやけルート)

※どちらもバス停「渋谷駅ハチ公口」から乗車、
次のバス停「文化総合センター大和田」下車。

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

屋上にプラネタリウムドームを持つ地上12階、地下3階のコンベンションセンタービルの中にあるホール群。

計画地は渋谷駅より徒歩5分程の、賑わいと落ち着きを併せ持つ、商業/業務機能と住宅が混在する地区にある。渋谷区最大の本計画では、都心における小学校跡地の希少な空間を余すところなく活用して10以上の施設を集積し、地域ポテンシャルを高める必要があった。
施設の用途に準じた明快な3層の断面構成と建物中央への共通ロビーの設置が「複雑な施設の集積=人の営みの緩やかな共存」を成立させるベースである。
多種多様な専門空間をそれぞれ活かした上で、遊び心を散りばめながら、ぶらり立ち寄って次々に新しい発見が得られる空間を実現した。
 わかりやすく信頼性の高い施設計画を行う一方で、坂の街の高低差を活かした豊かなオープンスペースは、地域と施設をつなぐ憩いの場として区民の貴重な財産になると考える。
 高度な防振遮音計画や新開発の床吹椅子空調を伴った一流のホールや最上階のプラネタリウムドーム、点在するアートや賑わいの表出が、文化活動に参加する機会を提供している。

さくらホール(詳しくはこちら)

可動プロセニアム、可動天井反響板により、オープンステージ形式シューボックスホールとなる最新流行のシステムを備えた定員735席の小規模多目的ホール。

2スロープ1バルコニーフロアーの二層構造を基本に、1階フロアー側壁にテラス席を設けている。

ホール全周に渡り木壁を使用し、1階フロアー周辺はグルービング加工、 2階フロアー客席周辺はビクトリア調の調度をほどこした木壁を使用し、中層部とホール上層部のあいだには「装飾梁」をあしらっている。

ホール後方の中層・上層部は僅かに絞り込まれ、天井に続く上層部は前方に張り出し折上げられている。

テラス軒先はアンギュレーションをつけスラントさせている。

ホール上層部壁面及び天井反響板は「新建材」にアクリルエマルジョン塗装の安普請ではあるが、側壁には装飾桟、天井はアンギュレーションをもたせて屈曲させてある丁寧な設えと成っている。

音楽・芸術ホールデザイン・セオリー(※1)を守った響きの良い小ホールとして知られている。

ただ残念な箇所も...

狸穴総研 音響研究工房 厳選「真の銘ホール50選」に選ばさせて頂きたい所だが...。

1・2階共にホール側壁までビッシリ「客席が詰め込まれている」点は惜しまれる!

ここでも舞台芸術に「無知・無理解なクライアント(区担当者)」の「すこしでも多くの収容人員を」という欲張りな要求が、デザイナーの意図を台無しにしてしまったのであろう。

伝承ホール(詳しくはこちら

1フロアーの平土間部分と緩やかなスロープをもつプロセニアム形式の239席のこぢんまりとした小ホール。

脇花道を常設し、更には本花道も仮設できる、天井の高い立派な芝居小屋。

こちらは桜ホールと違いホール周辺は通路と成っており、おだやかな1スロープのフロアーの両サイド4箇所には「本物の桟敷席」も設けられており座布団にあぐらをかいてゆったりと演芸を楽しむこともできる。

2階にあたる部分の周囲には、照明設備ハンガーを兼ねた設備テラスが設けられており、音響拡散体として寄与している。

客席周辺の壁は、鎧張り(下見板張り)の木壁を用いた丁寧な設え。

二階部分から天井統一感のあるデザインの幅広の「装飾柱」照明器具ガラリを兼ねた下面を木材パネルで表装した装飾梁」をあしらっている。

上層部の装飾柱の間の部分は塗装した石膏ボードを使い、ホール後方は細かい目の格子で表装されている。

フロアー最後部大向こう背後壁面の中央部分の1部が「テキスタイルネットグリル」で表装された「吸音壁」と成っている。

安普請ではあるが、ツボを押さえたデザインで「芝居小屋」として重要な「耳障りなエコー(初期反射)」が少ない「締まりのある音で」それでいて「艶(韻)のある」声の通りの良い「小屋」と成っている。

余分な化粧(エコー)をおとした素肌の(生音の)音色がきけるので、「実力のある」弦楽器のソリスト、アンサンブル団体にも人気のある音楽サロンでも有る。

ホール前方平土間部分の座席を千鳥配置にするなど、「観劇」にも配慮されている。

こちらは「小さいけど魂の籠もってハル!」掛け値無しの  厳選「真の銘ホール50選」のモダン演芸小屋である。

大練習室(詳しくはこちら)

さくらホール舞台相当の広さ約95㎡(約58畳)を持つ天井の高いの丁寧な設えのリハーサル室。

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 渋谷区文化総合センター大和田/渋谷区。
  2. 指定管理者/運営団体 渋谷区文化総合センター大和田/渋谷区。
  3. 開館   2010年11月
  4. 設計  NTTフーズ日総建JV
  5. ゼネコン  大成建設
  6. 内装(音響マジック) 

さくらホール

  1. ホール様式 、『シューボックスタイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2フロアー 

    1階席535席
    2階席194席(バルコニー席含む)
    車いす席2席
    親子室4室

    、2階テラス席、1階平土間中央部千鳥配列、
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:開口:16.7m~14.6m(スライドウイング)
    奥行:10.0m
    高さ:14.4m~11.0m(可動プロセニアム)可動プロセニアム、可動反響版、
  4. その他の設備 、楽屋x9、

伝承ホール

  1. ホール様式 プロセニアム型式モダン芝居小屋
  2. 客席   1フロアー 収容人員 定員345名固定席247席
    桟敷席92席
    車いす席2席
    親子室4室
  3. 舞台設備 開口:11.6m~9.8m(スライドウイング)
    奥行:10.8m
    高さ:6.0m
  4. その他の設備 楽屋x4、

付属施設・その他

  • 付属施設 大練習室(リハーサル室)、練習室x4、学習室x6、多目的アリーナ、ギャラリー大和田、プラネタリウム他

※1、関連舞台解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら

※2、鎧張り(下見板張り)についてののWikipediaの解説はこちら。

公開:2017年12月18日
更新:2018年4月 4日

投稿者:デジタヌ

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