旅するタヌキ

めぐろパーシモンホール 《ホール 音響 ナビ》 

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めぐろパーシモンホール

Official Website http://www.persimmon.or.jp/

静かな住宅地の中の木立に囲まれた一角にある目黒区の誇る文化施設。

都内屈指の「響きを誇る大・小二つのホール」を持つ複合施設。

めぐろパーシモンホールのあらまし

同じ建物の中に大・小二つのホールと、目黒区立八雲中央図書館、目黒区立八雲体育館などの施設がある総合文化施設。

木をふんだんに使用した、収容人員1200席と「欲張らない・ゆとり有る大ホール」と200席とこぢんまりした小ホールで、共に都内有数の響きを誇っている。

中ホール相当の収容人員なので、呼び屋・プロモーターには受けは良くないが、東京のアマオケの御用達ホールの1つとなっている。

更に、1200席はプロのお笑い芸人・落語家にとっても都合の良いサイズなので「演芸会」などにも使用されている。

勿論、日本通の「ソリスト・アーティスト達」は評判をよく知っているので、「ホールご指定コンサート」などに使われる場合もある。

小ホールは、地域住民の、お稽古事発表会やサークル活動の場となっており、区民に親しまれている。

めぐろパーシモンホールのロケーション

  • 所在地  東京都目黒区八雲1-1-1

渋谷から東急東横線各駅停車で約10分の都立大学駅、北へ歩いて数分の所にある。元都立大学(現在閉学)が1991年まであった跡地にたっている。

世田谷区と堺を接し、近くには、駒沢オリンピック公園が拡がり,その北側に駒澤大学、東京学芸大付属世田谷中学、八雲学園中高一貫校、そしてすぐお隣が元都立大学付属だった現都立桜修館中等教育学校であり、この辺りは文京地区となっている。

駅のすぐ北側には目黒通りが、ホールから東には大動脈「環状7号線」が、そして北側には駒沢通りと主要幹線に囲まれて入るが、込まれて入るが、それぞれ4・5百m離れた裏通りにあるので、静かな環境である。

めぐろパーシモンホールへのアクセス

東急東横線【都立大学駅】より徒歩7分
■渋谷方面より【所要時間:約10分】 | 東急東横線:渋谷駅(各停)→都立大学駅
■横浜方面より【所要時間:約20分】 | 東急東横線:横浜駅(特急)→自由が丘駅(各停)→都立大学駅

めぐろパーシモンホールがお得意のジャンル

素晴らしい音響の二つのホールであるが

大ホール

クラシックコンサート以外にもポップス関係のコンサートやエンタテイナーのワンマンショウが、落語会などの演芸などジャンルを選ばないイベントが年間を通じて数多く開催されている。

又数多くのアマチュア団体も利用している。

小ホール

クラシックコンサート以外にも伝統芸能、ライブコンサート、など、幅白く利用されている。

めぐろパーシモンホールの公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

公式施設ガイドこちら

木をふんだんに使った内装でパーシモンホールの名に恥じ無い響きの良い

大・小2つのホールと目黒区立八雲中央図書館、目黒区立八雲体育館などの施設がある総合文化施設。

大ホール

(公式施設ガイドはこちら)

可動プロセニアム、可動反響板を備えた、シューボックスタイプの多目的ホール。

可動床オーケストラピット設備も有り、脇花道を備えたステージは「ミュージカル」などの「レビュー&ショウ」にも対応した舞台設備を持っている。

演劇や演芸に対応できる様に客席側壁上層部に疑似「残響可変装置(開口部可変吸音装置)」を備えている。

「パーシモン」の名の通りステージ上の可動反響板、客席周辺側壁は、「グルービング加工された木壁」で覆われており。

客席両サイドにある二階テラス席は「高床の桟敷」タイプで、一階フロアー席に音響的に影響しないデザインと成っている。

ホール上層部側壁には要所に装飾柱が設けられ音響拡散(後期残響)(※1)にも配慮されている

折上げられた「三浦折り」で表装されている天井は一見フラットではあるが、可動構造のセグメント構造で、残響調整?が出来る機構と成っている。

壁面ほスラント処理は見られないが、天井が十分高く1・2階スロープ席は比較的急峻なスロープなので断面方向の定在波(※2)は比較的発生しづらく、総じて「心地良い響き」にしたれる「プレミアムホールではある」

ホール音響評価点:77点

§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

外傾(上反)でも内傾でも良いからスラント処置をとるべきであった!

小ホール

(公式施設ガイドはこちら)

二階吹き抜け相当の天井とロールバックシステムと可動床内収納の座席を設備したホール。

大ホール同様グルービング加工された木壁で覆われており、ロールバック席96席と余り欲張ったスロープでは無いので、大向こうでも音響的には「心地良い韻」が確保されている。勿論前半の可動床部分の100席も余裕を持って配置されており、ホール周囲には広い通路を持った余裕のある収容人員が、よい結果(豊かな響き)を生んでいる。

ホール音響評価点:76点

§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:19点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:17点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

ステージ前部の五列の両サイド側壁までびっしり住まった座席はスラント処理のない壁ではきついのでは?

リハーサル室

(公式施設ガイドはこちら)

73㎡で広くはないが、小ホール同様の設えの立派なリハーサル室を備える。

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 めぐろパーシモンホール/目黒区。
  2. 指定管理者/運営団体 財団法人目黒区芸術文化振興財団/目黒区。
  3. 開館   2002年9月20日
  4. 設計  日本設計
  5. 内装(音響マジック) 永田音響設計。

大ホール

  1. ホール様式 、『シューボックスタイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2フロアー(1バルコニー)2階テラス席(桟敷席)、

    定員:1200(固定席 1186) 1階席:658
    (可動床・オーケストラピット使用時 512)
    車椅子スペース:14
    介助者席:7
    2階席:429
    バルコニー席:92

  3. 舞台設備 、プロセニアムアーチ:間口:22m 奥行:14m 高さ:9~15m、脇花道、、ブドウ棚(すのこ)、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、残響可変装置
  4. その他の設備 楽屋x6、楽屋控え室他

小ホール

  1. ホール様式 平土間『シューボックスタイプ』多目的ホール。
  2. 客席   1フロアー 収容人員 200名、(ロールバックシステム96席&床下収納100席)車椅子スペース:4
  3. 舞台設備 オープンステージ:間口:11.7m 奥行:6.2m 高さ:6m、
  4. その他の設備 、楽屋x2、楽屋控え室、主催者室その他。

付属施設・その他

  • 付属施設 リハーサル室x1、練習室x3、会議室x、保育室、めぐろ区民キャンパスプラザ、レストランカフェ他。
  • 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

デジタヌの独り言

「ゆとりあるデザインから、豊かな響きが生まれれる」のお手本の様なホール

二階メインバルコニー最後列「大向こう2列」が座席になっており「通路or立ち見席」であったなら...の1点だけが悔やまれるが「心地良い響きのホール」である事には違いない。

但し、N音響さんの作品は定在波対策が甘い

「都市伝説"残響2秒以上"」)(※3)に拘るあまり定在波対策が甘い!

一階客席両側壁(高床テラス床囲い)は縦格子を配したグルービング材で表層されているが、グルービング材は初期反射軽減に効果はあるが、定在波対策(※1)にはならない!

グルービング材は魔法の壁材では無いので、重低音域までは面倒を見てくれない!

N音響さんはどうもこの辺を理解なさっておられないのでは無いか?

デジタヌの知っておきたい豆知識

※1直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※2、定在波の悪影響に関する解説記事はこちら。

※3「都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?」はこちら

※★エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。

※★アクリルエマルションペイント仕上げのプラスターボードについての建材メーカーの解説記事はこちら

めぐろパーシモンホールこれまでの歩み

1932年、に1929年設立の旧制高校・旧制府立高等学校がお引っ越ししてきた。

1991年 附属高校は残したまま都立大学が東京都八王子市南大沢1-1-1に移転した。

2002年9月20日東京都立大学の跡地に、めぐろ区民キャンパスとして、同じ建物の中に目黒区立八雲中央図書館、目黒区立八雲体育館などの施設がある総合文化施設としてオープンした。

めぐろパーシモンホール以外の東京都の劇場ガイド

東京都にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

めぐろパーシモンホールの周辺観光スポット&イベント情報ガイド

『旧東京音楽学校奏楽堂』などの『首都圏エリアの観光スポットまとめ』記事リンクはこちら。

『浅草サンバカーニバル』や鉄道イベントなどの『首都圏の観光イベント情報』はこちら。

『ベルギービールウィークエンド東京』などの『首都圏のお酒イベント情報』はこちら。

『国際オーボエコンクール』などの『首都圏の音楽イベント情報』はこちら。

全国芸術祭情報はこちら。 

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

『芋ようかん』など東京都の名産品ガイドはこちら、『澤乃井』など東京都の銘酒ガイドはこちら、『多摩の恵』など東京都の地ビールガイドはこちら。

公開:2017年9月10日
更新:2018年8月19日

投稿者:デジタヌ

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