名取市文化会館 《 ホール 音響 ナビ 》「音曲・芸能」で名取市民に「生きる希望」を与え続ける「文化の灯台」
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Official Website http://bunka.natori.or.jp/
名取市文化会館のあらまし
「音曲・芸能」で「舞台芸術の灯火(ともしび)」を灯し続け、名取市民に「生きる希望」を与え続ける「文化の灯台」それが「名取市文化会館」。
1997年の開館以来多くのイベントで市民から親しまれ、2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震に会いながら無事生き残り、被災後84日間に渡り避難所として市民を支援し、その後開館最後も数々のイベントで名取市民の「希望の灯火」となっている施設。
仙台切っての音響を誇る3つのホールが今日も被災者へ「希望を与え続けている」
名取市文化会館のロケーション
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所在地 宮城県名取市増田字柳田520(名取市文化会館内)
宮城県の中央南部太平洋沿岸に位置する都市で、仙台市の南東に隣接し仙台空港がある地方都市。
東北本線名取駅、空港アクセス線「杜せきのした」駅お間ぐらいの国道4号線と市道、県道126号線に囲まれた一角の裏通り沿いにある。
周りは静かな住宅街で、国道4号線沿いに仙台法務局名取り出張所、名取市民体育館、名取市役所が
並んでいる。
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震被災時には東側を走っている、盛り土の上につくられていた仙台東部道路が一種の堤防の役割をして、市街地側への津波の侵入を遮り受け止める役割をした。そのため当館まであと1㎞の近くまで浸水したが、届くことはなかった。
名取市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。
名取市文化会館へのアクセス
仙台空港アクセス鉄道「杜せきのした」駅より徒歩8分 >>時刻表(仙台空港鉄道株式会社HP)
JR名取駅より徒歩17分 ※タクシーをご利用の場合はJR名取駅が便利です。
名取市乗合バス「なとりん号」 >>名取市HP
名取市文化会館これまでの歩み
1997年3月. 竣工
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震被災。館長判断で即日避難所として機能開始。
同年6月4日終了。84日間の避難所として機能を終えた。
同年8月 、一部貸し出しを再開、小ホールを中心に、市民の文化活動がリスタートし、ミュージカルの練習やピアノの発表会が行われ。復興支援・慰問コンサートもひらかれてた。
名取市文化会館がお得意のジャンル
大ホール
オーケストラコンサート、バレエ、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショーまでジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している>
中ホール
舞台演劇以外にもジャズコンサート、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショーまでジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。
小ホール
主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられテ要る。
名取市文化会館の公演チケット情報
施設面から見た名取市文化会館 の特色
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
主要幹線には囲まれているが、周囲が木立で囲まれており、静かな立地である。
仙台空港に近いが、航空路の下では無く静かな環境である。
大ホール
2フロアー(1バルコニー)
2階両翼から、高床式のテラス席が伸びている。
天井以外のホール内壁全周「木のホール」
可動プロセニアム、と自走式大型反響板により、ホール空間と一体に成る流行のデザイン。
変形の6角型のホールを基本に1階フロアー詰め方形ににした様なホール。
1階ホワイエにはみ出した2フロアー
大きく1階ホワイエ上層にはみ出した、モダン芝居小屋風のフロア構成で2階バルコニーの「オーバーラップ」を最小限にとどめ、音響に配慮している。
アンギュレーションを持たせたホール後方三面の壁面。
凸形状にアンギュレーションを持たせ「定在波(※1)」「初期反射(※2)」共に配慮がなされている。
惜しい!「1階最後列大向こう」「2階大向こうの一部」が座席になっている...
惜しむらくは、「1階最後列大向こう」「2階大向こうの一部」が座席になっている点が惜しまれる。
中ホール
こちらは1フロアーの「シューボックス型」のホール。
このデザイナー(設計者)は多角形が好きなようで中ホールのコンセプトは「5角型」。
舞台下手側のホール側壁は要所に明かり取りの硝子窓をあしらった「木壁」
上手はアンギュレーションを持たせた垂直の木壁。
上層部は下手側が凹凸を持ったプレーンな僅かに外傾させた新建材の反響壁。
上手側は中層部に凸状の音響反射体を並べた反響壁。
後部は側壁上層部から連なる上層部と、グルーブ木壁を棧で縁取った下層部からなる。
天井は基本コンセプトの三角屋根(天井)...
三角天井を思わせる「プレーン」な天井反響板で表装されている。
大ホールと違いこちらは「左右非対称」のホール内壁表装で、大ホール」同様「定在波」「初期反響」共に旨く押さえ込んでいる。
小ホール
2階吹き抜けの高い天井を持つ多目的イベントルーム。
天井は、圧縮ボード、オープンステージ以外の3方の壁面に照明・設備ガラリを配し。
そのうち上手側は下面を1面「吸音壁」で覆い高床回廊として、中ホール同様「左右非対称構造」で音響に配慮してある。
低層部背面は「全面防音ドアー」となっている。
リハーサル室
120.3㎡ (約72畳)基本定員30人 のリハーサル室と88.7㎡(約53畳)基本定員50人 の演劇練習室を備える。
詳細データ
- 所属施設/所有者 名取市文化会館/名取市。
- 指定管理者/運営団体 名取市。
- 開館 総工費:, 竣工:, 1997年3月.
- 設計 (株)槙総合計画研究所
- ゼネコン 佐藤工業(株)
- 内装(音響マジック)
- 総工費 建築 52.9億円.
大ホール
- ホール様式 、『扇型』プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 2フロアー
収容人員1350名(通常最大席数1327席)
1階:固定席 906席+スタッキング席22席= 928席
2階:固定席 373席+スタッキング席26席= 399席
計:固定席1279席+スタッキング席48席=1327席
(ほか車椅子スペース
8台分) - 舞台設備 3面舞台、プロセニアムアーチ:間口:10間(約18m) 奥行11間(約20m)高さ:12m
演劇用(プロセニアム形式) 間口:12.7~17.7m 高さ:7.2~12m
ブドウ棚(すのこ)、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、
(ディザー・ウィングを使用) - その他の設備 楽屋x5、控え室x2、アーティストラウンジ
中ホール
- ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 1フロアー
収容人員450名
固定席446席(ほか車椅子スペース2台分)
※収容人員450名は、車椅子スペースで取り外している席(固定席4席)を追加した場合 - 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口:6間(約11m )奥行:4間(約7m )ブドウ棚(すのこ)、可動反響版、
- その他の設備 、楽屋x3、アーティストラウンジ
小ホール
- ホール様式 平土間多目的イベントルーム間口:10.9m 奥行:15.2m 165.7㎡(約100畳)
- 客席 1フロアー 収容人員 約200名、
- 舞台設備
- その他の設備 控え室x2
付属施設・その他
- 付属施設 リハーサル室x、音楽練習室x2、演劇練習室、展示室、会議室x3、和室、茶室、
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
参照覧
※1、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら。
※2、残響(初期反射と後期残響)についてのWikipediaの解説はこちら。
公開:2017年12月22日
更新:2018年11月 6日
投稿者:デジタヌ
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