エル・パーク仙台 《 ホール 音響 ナビ 》
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このページの目次
エル・パーク仙台のあらまし
複合商業施設141ビル
141ビルの中にある文化施設エル・パーク仙台の中にある複合施設。
ギャラリーホール、スタジオホール、の２つの多目的イベントルームとセミナーホール１・２、セミナー室、特別会議室、フィットネススタジオ、音楽スタジオ、創作アトリエ、調理実習室（食のアトリエ）その他の施設からなる複合文化施設。
ェル・パークスタジオホールのロケーション
ところ 宮城県仙台市青葉区一番町4-11-1
アクセス
地下鉄：仙台市営地下鉄南北線 勾当台公園駅下車（南1番出口より地下道で連結）
※仙台駅から泉中央駅行きで2駅
バス：商工会議所前 または 定禅寺通市役所前下車
エル・パーク仙台の公式サイトとイベント情報
Official Website http://www.sendai-l.jp/center/shisetsu/lp_03.html
エル・パーク仙台の施設データ
※ご注意；以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
- 所属施設／所有者 141ビル／株式会社 一・四・一。
- 指定管理者／運営団体 公益財団法人せんだい男女共同参画財団／仙台市。
- 開館 1984年
付属施設・その他
- 付属施設
- セミナーホール（大会議室）ｘ２、音楽スタジオX２、フィットネススタジオ
- 特別会議室、
- 和室ｘ２、
- 創作アトリエ、調理実習室、
- 視聴覚室、多目的室、展示室、市民ギャラリー、
- 。子供の部屋、
- 施設利用（利用料金等）案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。
ギャラリーホール
変形（平行四辺形）の平戸間多目的イベントスペース。
ギャラリーホールがお得意のジャンル
仙台クラシックフェスティバル
毎年秋に開かれる「仙台クラシックフェスティバル」（※音楽祭Navi記はこちら）の会場の1つ。
ギャラリーホールで催されるコンサート・イベントチケット情報
建築音響工学から眺めたギャラリーホール
講演会・研修会・上映会・演劇・コンサート（打楽器使用不可）・発表会・展示会など、多目的に利用できる平土間タイプのホール（イベントルーム）但しラッパ鳴り物禁止！
周辺壁面は壁紙で表装された一般建築用石膏ボード（会議室仕立て？）。ステージ面に当たる正面は建て講師で表装されている吸音構造。当初ステージに用いられていた部分は倉庫になっており、アコーディオンカーテンで簡易的に仕切られている。
天井は照明設備格子をむき出しにした流行のデザイン。
ビルの上層階にあるにもかかわらず防音防振設備が不十分なので、ラッパ鳴り物は禁止となっている！
ルーム音響評価点：65点
※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。
§１，「定在波対策」評価点：40点／50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点ｘ0.5＝25点をベースに減点算出。
§２、「初期反射」対策評価点：25点／50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点ｘ0.5＝25点をベースに減点算出。
※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ はこちら。
ギャラリーホールの施設データ
- ホール様式 平土間多目的イベントスペース。
- 床面積 約15.78（16.842）mｘ約17.683ｍ、有効床面積約288㎡（約174畳）最高部天井高さ約4.5ｍ
- 客席 1フロアー
- 収容人員248席、
- 内訳；スタッキングチェアーX248席、
- タイルカーペット床
- 詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド：
- 付属施設
- 控室（有料）面積（13㎡）Ｐタイル張り
- ホール全室（ホワイエ）受付カウンター＆クローク
- その他の備品 スクリーン、美術バトンｘ３、ホリゾント幕用バトン。
- 施設利用（付帯施設利用料金等）案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。
スタジオホール
２階フロアー相当部分にキャットウォークを張り巡らせた、多目的イベントスペース。
スタジオホールがお得意のジャンル
主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、仙台における小劇場活動の中心的存在のホール。
ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われジャズコンサート、大衆演劇、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用しておりパーティー・レセプションなどの会場としてもつかわれている。
スタジオホールで催されるコンサート・イベントチケット情報
建築音響工学から眺めたスタジオホール
3段階の設定が可能なロールバック客席収納システムを用い1スロープのオープンステージホールとしても利用できる多目的イベントルーム。
客席周辺壁については音響ネットで表装された吸音壁となっており、そのほかはほぼギャラリーホール同様の設えとなっている。
ホール音響評価点：69点
§１，「定在波対」策評価点：25点／40点満点
- ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
- ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点ｘ0.5＝20点をベースに算出。
§２、残響その1 「初期反射」対策評価点：12点／20点満点
- ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
- ※（コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの）硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点ｘ0.5＝10点をベースにして減点算出。
§３，残響その2「後期残響」への配慮評価点：12点／20点満点
- ※壁面形状、音響拡散体（相当要素）、テラス軒先形状､天井構成、その他の要素で減点算出。
§４，客席配置への評価点：20点／20点満点
- ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し（眺望）不良、それぞれ－１点／1箇所で減算。
- ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点ｘ0.８＝16点をベースに減点算出。
スタジオホールの施設データ
- ホール様式 、12.320mｘ18.330ｍ、床面積約225㎡（約136畳）天井高さ約4.5ｍ平土間多目的イベントスペース、
- 客席 1スロープ1フロアー
- 収容人員１９０席、
- ３段階ロールバック方式客席収納システムX190席／12段、128席／8段、64席／4段
- フローリング、
- 舞台設備 オープンステージ形式、
- 所作台、
- 金・屏風、地絣、
- 反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、バレエ用シート
- バトン類（美術、照明）雪かごその他
- 詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド：
- 付属施設
- 主催者控室、洋室楽屋Ｘ２、
- その他の備品 フルコサートピアノ（ヤマハCF）
- 施設利用（付帯施設利用料金等）案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。
音楽スタジオ
完全防音・防振の２室の音楽スタジオを備えている。
第１音楽スタジオ；床面積約37㎡（約22畳）天井高さ；約2.4m タイルカーペット床
第２音楽スタジオ；床面積約39㎡（約23.5畳）天井高さ；約2.4m タイルカーペット床
両室ともにアップライトピアノを装備している。
壁全面有孔音響ボードで表装された遮音（吸音）構造を持ち、段付き壁面を持つ。
第２音楽スタジオにはドラムセット、電子ピアノ、キーボード、アンプ類、も備えられている。（すべて有料・別料金）
ルーム音響評価点：４５点
§１，「定在波対策」評価点：25点／50点満点
- ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点ｘ0.5＝25点をベースに減点算出。
§２、「初期反射」対策評価点：20点／50点満点
- ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点ｘ0.5＝25点をベースに減点算出。
デジタヌの独り言
両ホールともに照明設備が充実しているが、ビルの上層階にあるにもかかわらず防音・防振には配慮されておらず、音楽スタジオ以外の全施設でラッパ・鳴り物禁止！となっている。
実験劇場の性格が強く、どちらかといえば演劇に重点を置いたドライな設定であまりクラシック音楽用途には向かないホール。
公開：2017年9月30日
更新：2019年5月31日
投稿者：デジタヌ
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