旅するタヌキ 

とうほう・みんなの文化センター 県庁所在地にある文化施設のガイド

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とうほう・みんなの文化センター(福島県文化センター)

Official Website http://www.fcp.or.jp/

とうほう・みんなの文化センターのあらまし

大・小ホール、会議室などを備えた福島県文化センターと福島県歴史資料館からなる複合文化施設。

とうほう・みんなの文化センターのロケーション

ところ  福島県福島市春日町5-54

福島駅の北東に位置する国道4号線と東北自動車道とのアクセス道国道13号線に挟まれた信夫山の麓、国道112号沿いにある。少し離れた国道4号線の東側には福島競馬場がある。

周囲は住宅地に囲まれており静かな環境に佇んでいる。

とうほう・みんなの文化センターへのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

福島駅東口バス乗り場(9番)より市内循環バス(1・2コース)に乗車、『桜の聖母短期大学』停留所下車。徒歩5分。(運賃100円、本数は1時間に6~10本、乗車時間15分程度)

マイカー利用の場合

(※民間駐車場は福島駅周辺に集中していおり、文化センター専用駐車設備(収容台数約450台)があるが福島県歴史資料館と共用のため、なるべく公共交通機関利用がおすすめ)

東北自動車道福島飯坂IC.より国道13号線経由で約12分/5.8㎞

東北自動車道福島西IC.より国道115号線経由で約18分/7.1㎞

とうほう・みんなの文化センターがお得意のジャンル

大ホール

  • 劇団四季の地方公演の舞台となっている。
  • 日本フィルハーモニー交響楽団のオーケストラコンサート、やバレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、などの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
  • またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

小ホール

  • 主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、
  • ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ
  • ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、大衆演劇、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

とうほう・みんなの文化センターで催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

大ホール

(公式施設ガイドはこちら。)

郡山市民文化センター(※施設ガイド記事はこちら)が完成するまでは福島県内で最大のホールだった。現在年間利用者は30万人。

緩やかなスロープを持つメインフロアーと、両翼が前方に伸びた二階バルコニーからなる変形6角形の多目的ホール。

客席量側壁2面はプラスターボードによる幅の異なる凹型反響板横方向に並べられている。

天井は、2階大向こうから前方に向けて3段に折れ上がった木質パネルで表層された大型反響板となっている。

1・2階とも大向こう背後から両サイド面まで音響スクリーンで表層された吸音壁となっている。

プロセニアム上縁は天井同様に木製の大型コーナー反響板が設えられている。

ステージ反響板は釣り下げタイプの両袖にプロセニアムとの大きな間隙がある一般的な形状。

さらにステージ天井反響板もプロセニアムコーナー反響板とスムーズに繋がるように比較的急峻な勾配となっている。

ホール全体が変形6角形なのと、隙間だらけの反響板とバックステージの大きな容積が効を奏して、低域の籠り(盛り上がり)が無い「癖の無い素直な音響特性」を持つステージとなっている。

床面積105㎡(63.5畳)のリハーサル室をそなえているが詳細は不明!

ホール音響評価点:82点

§1,「定在波対」策評価点:39点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:14点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:14点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:15点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

こう言っては失礼だが、必ずしも最新流行の自走式大型重量級反響板が優れているとは限らない好例で結構音楽的な韻のする多目的ホールでもある。

小ホール

(公式施設ガイドはこちら。)

平土間の前半部と緩やかなスロープの後半部を持つ大ホール同様の丁寧な設えの1フロアー多目的ホール。

こちらは変形8角形になっている。

天井はホール後半に向かって次第に高くなる片流れのアンギュレーションを持った、左右ブリッジの反響板。

台形のステージには固定した後方反響板が設えられており、両サイドの反響板も陽動タイプの半固定タイプとなっている。ほぼコンサート専用ホール仕様。

ホール音響評価点:86点

§1,「定在波対」策評価点:36点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:16点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:14点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:20点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

とうほう・みんなの文化センターの施設データ

  1. 所属施設/所有者 福島県文化センター/福島県。
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)福島県文化振興財団/福島県。
  3. 竣工・開館   1970年9月開館、2008年2月リニューアル

大ホール

  1. ホール様式 、変形六角形プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2スロープ2フロアー 
    • 収容人員1756席、
    • 内訳;1階固定席X1086席、1階(オーケストラピット部可動床)可動席X86席、車椅子用スペースX6、
    • 2階席X666席、
    • 木質パーケット床、通路のみタイルカーペット
  1. 舞台設備
    • 基本仕様;プロセニアム形式ステージ総幅29m、有効幅約28mx奥行き約18m、有効面積約504㎡(約304畳)、プロセニアムアーチ:間口約18m、高さ約10.5m、実効面積;約324㎡(約195.5畳)ステージ高さ;FL+約95cm、ブドウ棚(すのこ)高さStL+23m、バトン類高
    • 反響板設置時;ステージ最大幅18m、x奥行き約14.2m、有効面積約230㎡(約139畳)プロセニアムアーチ:間口約18m、高さ約10.5m、
    • 付属舞台;脇花道(すっぽん迫り付き)、オーケストラピット&エプロンステージ迫り(客席収最大納幅約奥行き2間3.6mX16.9m(約57.5㎡;約34.5畳)、
    • 大・小道具:松羽目、竹羽目、仮設能舞台
    • 舞台設備(装置&設備);奈落、大・中迫り、
    • 幕装備:緞帳x2、
    • 定式幕(ホリゾント幕、中ホリゾント幕、暗転幕)
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 専用備品 フルコンサートピアノ(型式不明スタインウェイ、ヤマハ)、
    • 映像設備;サイズ不明移動スクリーン、液晶ビデオプロジェクター&スライドプロジェクター。
    • スモークマシン、ドライアイスマシン
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 主催者控室、応接室、洋室楽屋X4、和室x2、リハーサル室
    • レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、
  1. 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

小ホール

  1. ホール様式 、変形8角形プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   1フロアー 
    • 収容人員384席、
    • 内訳;固定席379席、車椅子用スペースX5席分、
    • フローリング、木質パーケット床、通路部タイルカーペット
  1. 舞台設備
    • 基本仕様;プロセニアム形式ステージ最大幅約20m、x奥行き約5.5m、有効面積約85㎡(約51畳)プロセニアムアーチ:間口約11.2m、高さ約5m、実効面積;約42.5㎡(約25.6畳)ブドウ棚(すのこ)高さStL+7.4m、バトン類
    • 幕装備:緞帳、
    • 定式幕(ホリゾント幕、中ホリゾント幕、暗転幕)
    • コンサート対応設備;固定陽動反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 専用備品 フルコンサートピアノ(ヤマハ製型式不詳)
    • 映像設備;スクリーン(サイズ不明)
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 諸ホール控室、和室楽屋x2、
    • レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、
  1. 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

付属施設・その他 

  • 付属(共用)施設 
    • 主催者控室、応接室、洋室楽屋X4、浴室、
    • 会議室(兼展示室)、会議室x2
    • 和室x2、
    • ギャラリー、展示室
    • 視聴覚室、託児室
    • 仮設資材;所作台、、司会者台、平台・山台
    • 、金・銀屏風、鳥の子屏風、

デジタヌの独り言

デジタヌの知っておきたい豆知識

とうほう・みんなの文化センターのある福島県と福島市のこれ迄の歩み

福島県

推計人口、1,867,150人/2018年4月1日

新潟県の東隣で東北の県では関東に一番近い、古来より奥州の表玄関に当たる。

日本海には達していないが東西に長い形状をしており2つの山地(阿武隈高地と奥羽山脈)によって「浜通り」「中通り」「会津」の3つの地域に分かれている。

福島市


推計人口、289,031人/2018年4月1日。

福島ー東京 1時間43分/8,750円/新幹線/272.8km

「中通り」にある福島県最北の市で福島県の県庁所在地。

福島県中通り地方の由来

近世江戸時代以降の中山道は江戸幕府が定めた街道であり、中世には仙道(せんどう)、奥大道(おくのだいどう)とも呼ばれた古代の「東山道」(都を始点として、岐阜、塩尻、高崎、宇都宮に至り、宇都宮以北が現・国道4号沿いに北上する東北縦貫道)は当時中山道(中仙道)と呼ばれた。この縦貫道の名称から「中通り」の名称が生まれた。

福島市のこれまでの主立った出来事

平安時代末期にはほぼ福島県全域が奥州藤原氏の勢力下に入り藤原氏一族の信夫佐藤氏が福島盆地を本拠地として中通りの中部まで、会津、山形県置賜地方まで支配するまでになった。

源頼朝が鎌倉に幕府を開府(通説1192年)した以降の中世「頼朝は東北において奥州征伐により奥州藤原氏を滅ぼす」。

以降伊達稙宗が南奥羽で外征や婚姻外交を繰り返し南奥羽のほとんどの大名を勢力下に収めたが天文の乱を起こし衰退したり、白河結城氏が衰退し代わって岩城氏が勢力を盛り返すなど、栄枯盛衰は止むことはなかった。

最終的には蘆名氏や相馬氏、二本松氏などを圧倒した伊達政宗が短期間ではあるが、福島県域の浜通りを除く大半を領有することになる。

しかし豊臣秀吉による奥州仕置により伊達政宗が伊達氏の元の本領以外没収される。

天正18年(1590年)に発生した「西大崎一揆」の戦後処理で伊達政宗が岩出山に移封させられると、蒲生氏郷が福島県中通り以西のほとんどを領有した

2代目蒲生秀行は会津から宇都宮に移され、上杉景勝が会津120万石を得て「中通り以西のほとんどの地域」と山形県の置賜地方を領有した。

関ヶ原の戦いによって上杉景勝は信夫郡伊達郡を除く福島県域の所領を失い、30万石となる。

江戸時代に入り1664年に上杉氏米沢藩が信夫郡と伊達郡も召し上げられ、会津藩(1643年以降松平氏・会津藩)以外の大藩はなくなり、会津と相馬氏領の浜通り夜ノ森以北を除く県内のほとんどの地域で、小・中藩、天領が入り乱れて激しく変遷した

慶応3年10月14日(1867年11月9日)の大政奉還後の鳥羽・伏見の戦い以後、朝敵となった徳川幕府側は幾度も敗北を重ねた結果、戦禍が東北にまで及び、会津藩、奥羽越列藩同盟の磐城平藩や中村藩などでも各藩の勢力や民衆は徹底して反撃を繰り返したが、薩長の圧倒的な軍勢にの前に敗北した。

1869年(明治2年)の太政官令により、現・福島県域は陸奥国から分離し、西側の中通り地方の中北部と会津地方が岩代国(いわしろのくに)、東側の中通り地方南部と福島県浜通り地方と宮城県南部が磐城国(いわきのくに)となった。

同年7月20日、福島県(第1次)が設置され、安達郡の二本松藩領37村、伊達郡の幕府領42村、盛岡藩領8村、棚倉藩領4村、館藩領2村、幕府領であった信夫郡の43村、重原藩領19村、足守藩領11村、新発田藩領8村、関宿藩領6村、二本松藩領4村、棚倉藩領2村、幕府領宇多郡の1村を管轄した。

1871年(明治4年)11月(旧暦)岩代国の会津地方(旧会津藩領の越後国蒲原郡の一部を含む)が若松県岩代国と磐城国からなる中通り地方が二本松県(12日間後に県庁が福島町に移転、福島県に改称)磐城国はほぼそのまま磐前県(いわさきけん)の3つの県が誕生。

1876年(明治9年)8月21日に、福島県(第2次)、若松県、磐前県が合併され、現在・福島県(第3次)が成立した

1891年(明治24年)9月1日、東北本線全通。

1975年4月1日東北自動車道郡山IC.-白石IC.間開通により 首都圏(埼玉県岩槻IC.)と高速道で結ばれる。

1982年(昭和57年) - 東北新幹線 大宮 - 盛岡駅間開業
1985年(昭和60年) - 東北新幹線 大宮 - 上野駅間開業

1987年(昭和62年)9月9日 : 浦和IC(1980年3月26日開通)-川口JCT間開通により東北自動車道全線開通、川口JCTで首都高速川口線と接続、都心部直結。

1991年(平成3年) - 東北新幹線 上野 - 東京駅間開業

福島県文化センターのこれまでの歩み

1970年9月 - 県文化会館、県歴史資料館、県美術博物館の複合施設として県文化センターが開館。運営は同時に発足した財団法人福島県文化センター。
1984年3月 - 福島県立美術館が同年7月に開館するため、県美術博物館が廃止。
2001年 - 福島県文化財センター白河館まほろんの開館に伴い組織再編が行われ、運営元の名称が変更され、福島県文化振興財団となる。

2008年2月に一部施設のリニューアルが完成している。

2011年3月11日 - 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)により被災。休館同年8月小ホールと一部施設が再館、大ホールなど他の施設は休止(閉鎖)状態が続く。

2012年1月再度全館休館のうえ復旧工事開始。

2012年9月29日、復旧工事完了し再オープン。
2016年4月1日 - 東邦銀行が命名権を取得し「とうほう・みんなの文化センター」(とうほう・みんなのぶんかセンター)の愛称が使用される。期間は5年間。

福島県文化センター以外の福島県の劇場ガイド

『福島県下にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

福島市の周辺観光スポット&イベント情報ガイド

『やながわ希望の森公園・鉄道』などの『東北エリアの観光スポットまとめ』記事リンクはこちら。

『会津田島祇園祭 』や「鉄道イベント」などの『東北エリアのイベント情報』はこちら

『ビアフェスふくしま』などの『東北エリアのお酒イベント情報』はこちら

『仙台クラシックフェスティバル』や「コンクール」などの『東北エリアの音楽イベント情報』はこちら。

全国芸術祭情報はこちら。 

トリップアドバイザーの周辺ガイドはこちら。

福島県の特産品&名物ガイド

『喜多方ラーメン』など福島県の名産品ガイドはこちら、『蔵粋(クラシック)』など福島県の銘酒ガイドはこちら、『猪苗代地ビール』など福島県の地ビールガイドはこちら。

公開:2018年6月11日
更新:2018年6月18日

投稿者:デジタヌ

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