札幌市教育文化会館 《ホール音響Navi》
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http://www.kyobun.org/index.html
札幌市教育文化会館のあらまし
札幌市における文化芸術、教育活動の拠点になっており、積極的な自主興行が行われている。
札幌市教育文化会館のある札幌市とは
北海道の道庁所在地であり道内唯一の100万都市!日本最北の政令指定都市で北海道全体の人口の約3割強の人が住んでいる。
住民基本台帳人口、1,951,523人/2018年3月31日
札幌ー(新千歳空港)ー(羽田空港)ー品川 3時間/36分 39,790円/JR-ANA-京急
札幌市教育文化会館のロケーション
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所在地 札幌市中央区北1条西13丁目
大通公園に面した場所にあり、交差点を挟んでホテルさっぽろ芸文館と対峙している?
大通公園沿いに札幌家庭裁判所、札幌高等検察庁、札幌高等裁判所、札幌第2合同庁舎とお役所が建ち並ぶエリアでもある。
札幌市教育文化会館へのアクセス
最寄り駅
ジェイ・アール北海道バス・北海道中央バス「北1条西12丁目」バス停から徒歩約1分
札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅から徒歩約5分
札幌市電西15丁目停留場から徒歩約10分
札幌市教育文化会館これまでの歩み
1977年(昭和52年):札幌市教育文化会館開館。
1980年(昭和55年):大ホールオープン。
2003年(平成15年):改修工事完了。
2011年(平成23年):仮設能舞台などを整備。
札幌市教育文化会館がお得意のジャンル
大ホール
松竹大歌舞伎札幌公演(※ガイド記事はこちら)の舞台になっている。
バレエ公演以外にもミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。
またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。
小ホール
主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、ジャズコンサート、小編成バンド、のコンサートや落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンスショーなどジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。
札幌市教育文化会館の公演チケット情報
施設面から見たホールの特色
※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。
大ホール
平土間に近いなだらかなスロープの1階と2階ベランダの2フロアー構成。
2階バルコニー両翼から前方に高床テラスが伸びている。
全面石造り(コンクリート)のもの凄いホール!
いわゆる「エコールーム仕様※1」のホール。
客席背面は全面音響ネットで表装された「吸音壁」
更に側壁上層部も「ご自慢の」マジックボックス!(※2)
小ホール
こちらは木をふんだんに用いた丁寧な設えの天井の高い良質のホール。
客席周囲の壁面はアンギュレーションを持たせた木質パネルを、上層部に向かって外傾させたスラント壁。
客席背後の上層部親子室&調整室の前面壁も内傾させたスラント壁。
全体的に、変な色づけのない「透明で、心地良い響き」に満ちた小ホールとして「演奏家にも評判が良い」ホール。
リハーサル室
床面積 189.7㎡(約114畳)のリハーサル室Aと床面積76.2㎡(約46畳)のリハーサル室(B)の2つの部屋を持っている。
施設データ
- 所属施設/所有者 札幌市教育文化会館/札幌市。
- 指定管理者/運営団体 札幌市芸術文化財団)/札幌市。
- 開館 1977年7月
- 設計 田上義也
- ゼネコン
- 内装(音響マジック)
大ホール
- ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 2フロアー 収容人員 1,100席(1階/484席・2階/616席)1・2階テラス席(桟敷席)、可動床、残響可変装置
- 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口18m、奥行17.5m、高さ9.5m、ブドウ棚(すのこ)、脇花道、大・小迫り、、可動反響版、オーケストラピット(3分割可動床)、仮設能舞台セット
- その他の設備 楽屋x7、控室、リハーサルルーム、
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
小ホール
- ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
- 客席 1フロアー 収容人員 360席、
- 舞台設備 プロセニアムアーチ:
間口12m
、ブドウ棚(すのこ)、脇花道、可動反響版、
奥行10.5m
高さ5.5m - その他の設備 、、楽屋x3、
- 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
付属施設・その他
- 付属施設 リハーサル室x2、練習室x2、展示室、、研修室x8、和室、講堂、ギャラリー。
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施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。
デジタヌの独り言
1981年(昭和56年)に『第6回北海道建築賞』を受賞しているらしいが。
残響可変装置とか言う得体の知れない助っ人(マジックボックス)が無いと「ホール酔い」する様な代物は藝術ホールとは言いがたい。
何度も言わせていただくが、ホールはモニュメントでは無い!
活きた「藝術空間」である!、役者の滑舌、楽器の細かいニュアンスが伝ってこない様な「箱物」は単なる「巨大エコールーム」にしか過ぎない!
「マジックボックス」が無いと使い物にならないホールがどうして「優良ホール100選」に選ばれるのか、選考委員の先生方型は「全く音楽に疎い音痴揃い?」としか言いようが無い!
参照覧
※1エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。
※、定在波の悪影響に関する解説記事はこちら。
※直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。
※「都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?」はこちら。
残響時間2病(sec)異常(over)の"都市伝説"が蔓延し残響時間の長さを競う風潮にあるが、耳障りで過大な残凶音?は、定在波の悪影響とともに、「ホール酔い」の一因でも有り「過ぎたるは及ばざるのごとし!」の典型ではある。
公開:2018年1月22日
更新:2022年9月27日
投稿者:デジタヌ
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