旅するタヌキ

ザ・カレッジ・オペラハウス 《 ホール 音響 ナビ 》大阪最古の音楽学校'"阪音楽大学"の看板施設

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【日本 のオペラハウス】シリーズ第6回。

ザ・カレッジ・オペラハウス

Official Website https://www.daion.ac.jp/about/opera/index.html

ザ・カレッジ・オペラハウスのあらまし

日本有数の歴史を誇る「大阪音楽大学」の看板施設。

音楽大学の講堂の垣根を飛び越え「音の良いホール」としてその名を全国に轟かせている!

レジデンスオーケストラ「ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団」

年間を通じてオペラ公演以外にも、同校の学内団体によるコンサートが行われており。

音の良いホールとして定評がある。

ザ・カレッジ・オペラハウスのロケーション

ところ 大阪府豊中市

大阪市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。

ザ・カレッジ・オペラハウスへのアクセス

最寄りの駅 阪急電鉄宝塚線「庄内」駅下車。西出口より北西へ約700m

ザ・カレッジ・オペラハウスがお得意のジャンル

日本の、音楽大学では,いち早く、常設専属プロオーケストラ「ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団」を抱える多目的音楽ホール。

年間を通じ数多くの非公開学内行事、自主製作オペラ公演などを行っている。

ザ・カレッジ・オペラハウスの公演チケット情報

ザ・カレッジ・オペラハウスで催されるコンサート情報。

公式公演カレンダー はこちら。

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たザ・カレッジ・オペラハウス の特色

(詳しくはこちら公式ページ)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

プロセニアム型式多目的小劇場

オペラハウスを標榜しているが、建物設備は一般的な756席のプロセニアム型式多目的ホール。

奥舞台を持つ2面舞台で、余り大がかりな「グランドオペラ」の開催は考えておらず、ヨーロッパの田舎町の名もないオペラハウスの趣。

「前方後円墳」の様な変形馬蹄形ホール

ホールは「前方後円墳」の円形部分がホールで、方形部分が2面舞台となっているデザイン。

2スロープ3層構造の天井の高い客席フロアー

1階フロアー後部壁面は円形の一部を切り欠ぎフラットとし、2階バルコニーの「オーバーラップ」を少なくし、且つラウンドした丁寧に仕上げたバルコニー軒先と上反した軒形状、等で2階バルコニーの影響を最小限にとどめている。

ホール両測の高床桟敷

2階バルコニー両翼から前方に伸びたスラントした桟敷が配置してある。

2階設備テラスと3階立ち見テラス

2階部分前方部分に照明設備テラスと三層目にホールを取り囲む様に音響改善用の「装飾テラス&立ち見テラス」が設けてある。

大型セグメント天井

天井周囲のリング状コーナー反響板と、大型のセグメント天井反響板が、プロセニアム上縁に続く。

オーケストラピットまで続くプロセニアム

プロセニアムは正しく額縁のように3段に折れ曲がり、ホール最前部可動床オーケストラピット部分まで伸びており、円形状で問題となる対抗面反射を緩和している。

全面「木壁」の丁寧な設え

ホール内壁は天井反響板に至まで全で「木材」で表装され、客席ホール部分はランダム間隔に縦桟を配した設えになっている。

丁寧な設えの可動反響板

額縁とデザインを統一した丁寧な設えのステージ反響板が設備されている。

丁寧な設えのハーモニーが生みだす「心地良い響き」

以上全てが呼応して、円形ホールで有りながら、醜い「マジックボックス(吸音ボックス)」に頼ること無く定在波対策(※1)や初期反響対策(※2)を見事達成している。

「コンサート・ホール」としても心地良い響きを持つ素晴らしいホール(※3)と成っている。

(※関連、技術解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら

ザ・カレッジ・オペラハウス の施設データ

  1. 所属施設 ザ・カレッジ・オペラハウス
  2. 運営団体 学校法人大阪音楽大学
  3. 開館 1989年
  4. ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
  5. 収容人員 652名/オペラ公演。756席/コンサート形式
  6. 舞台設備 2面舞台、回り舞台、迫り完備
  7. その他の設備 可動プロセニアム、可道反響版、
  8. 付属施設 

デジタヌの知っておきたい豆知識

ザ・カレッジ・オペラハウスのある大阪音楽大学とこれ迄の主な出来事

東京音楽学校出身の永井幸次が創立し、初代校長を務めた西日本初の音楽学校「大阪音楽学校」に由来する大学。

1915年10月15日 - 大阪市南区塩町通(現・中央区南船場)に大阪音楽学校開校(創立者・初代校長に永井幸次)
1926年 - 大阪市東区味原町(現・天王寺区味原本町)に移転
1933年12月18日 - 財団法人大阪音楽学校設立
1948年4月1日 - 財団法人大阪音楽高等学校を設立。大阪音楽高等学校開校
1951年3月15日 - 財団法人大阪音楽高等学校を学校法人大阪音楽短期大学に組織変更。
1954年 - 豊能郡庄内町大字野田(現・豊中市庄内幸町)の現校地に移転
1958年1月10日 - 学校法人大阪音楽大学設立、同年4月1日 - 大阪音楽大学開学。
2017年 - 第2キャンパスを閉鎖し、100周年記念会館運用開始

参照覧

※1、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら

※2、残響(初期反射と後期残響)についてのWikipediaの解説はこちら

※3、関連舞台解説記「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

 

公開:2017年8月10日
更新:2018年9月28日

投稿者:デジタヌ

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