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アクトシティ浜松 《 ホール 音響 ナビ 》 

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Official Website http://www.actcity.jp/index.php

【日本のオペラハウス】シリーズ第2回 アクトシティ浜松「大ホール」

アクトシティ浜松のあらまし

4面舞台を持つ本格的な「オペラハウス」とパイプオルガンを設備した「コンサートホール」を備えた「音楽の町浜松」が誇る東海エリア屈指の文化施設。

大ホール、中ホール、13の会議室を持つコングレスセンターから成るAゾーン、アクトシティーホテル・アクトプラザ(ショッピング・レストラン街)が入った 地上45階建の高さ212.77mの超高層ビルのBゾーン、展示イベントホールのCゾーン、「音楽工房ホール」と13の音楽練習室6つの会議室、4つの教室を持つ「研修交流センター」が入ったDゾーンからなる、巨大コンベンションセンター。

大ホールは

1994年日本初の4面舞台を持つ本格的オペラハウスとしてオープン。

又中ホールはパイプオルガンを備えたコンサートホールとして開館。

静岡国際オペラコンクールのサブイベント『県民オペラ「イリス」。

2017年2月に開催された県民オペラは、静岡国際オペラコンクール(1996年から3年ごとに開催)の一環として開催されている。

静岡国際オペラコンクールは、ショパンピアノコンクールやチャイコフスキー音楽コンクールなど世界の著名なコンクールが名を連ねる2003年国際音楽コンクール世界連盟に正式加盟が認められた国際コンクール

現在日本には、浜松国際ピアノコンクールを含め連盟加盟のコンクールは10しかなく、静岡国際オペラコンクールは声楽では唯一のもの。(国際音楽コンクールのうち2つが静岡県で開催されている。)

滋賀県の琵琶湖オペラのように毎年オペラ開催はしていないが、「身の丈に応じた」地道な文化事業を繰り広げている。

アクトシティ浜松のロケーション

ところ 静岡県浜松市中区板屋町111-1

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

アクトシティ浜松へのアクセス

最寄りの駅 浜松駅

JR浜松駅直結。

アクトシティ浜松がお得意のジャンル

大ホール

オペラは勿論、オーケストラコンサート、バレエ、Jポップ関係のコンサートやミュージカル、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、伝統芸能、落語・演芸寄席までジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

中ホール

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

音楽工房ホール

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、プロの小編成バンドのコンサートや、邦楽団体、落語・演芸寄席などジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。

アクトシティ浜松の公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

中ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

音楽工房ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たアクトシティ浜松の特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

大ホール

(公式施設ガイドはこちら)

リハーサル室を備えた「本格的オペラハウス」

三重・4階構成のテラス、三重3階構成のフロアー、4面舞台など国内有数の設備を誇る本格オペラハウス。可動プロセニアム+可動反響板でコンサートホールとしても利用出来る。

本格的専用リハーサル室

(公式施設ガイドはこちら)

2階吹き抜けの天井の高い本舞台相当の広さ320㎡!(約193畳)の立派な専用リハーサル室を持つ。

尚、2倍料金でリハーサル室のみの貸し出しも行われている。

伝統芸能にも対応

子迫り(スッポン迫り)を備えた脇花道、直径16.4mの回り盆を組込んだスライディングステージ(後ろ舞台上)など伝統芸能の公演にも対応している。

最大6カ国語対応の同時通訳設備。

を備えており、国際会議などにも使用できる。

中ホール

公式施設ガイドはこちら

パイプオルガンを備えたオープンステージ型のシューボックス型コンサート専用ホール。

天井の高いツボを押さえた丁寧な作り(※関連記事はこちら)の2フロアーのシューボックスホールで、国内外のアーティストから高い評価を得ている。

2つの専用リハーサル室

公式施設ガイドはこちら)

2階吹き抜けの高い天井を持つ266㎡(160畳)の第1リハーサル室と91㎡(約55畳)の第2リハーサル室の2つの専用リハーサル室を備える。

尚、2倍料金でリハーサル室のみの貸し出しも行われている。

音楽工房ホール

公式施設ガイドはこちら

2階吹き抜けの高い天井を持つ平土間多目的ホール。

フローリング床にパイプ椅子を並ベて平土間ホールとして使用する。

丁寧な設えで音響もよく、お稽古事の発表会などに重宝がられている。

アクトシティ浜松の施設データ

  1. 所属施設/所有者 アクトシティ浜松/浜松市
  2. 指定管理者/運営団体 (公財) 浜松市文化振興財団浜松市
  3. 開館   1994
  4. 設計  日本設計
  5. ゼネコン 

    アクトシティ建設共同企業体
    (鹿島建設、清水建設、竹中工務店、須山建設、中村建設、中村組、林工組、鈴木組)

  6. 内装(音響マジック) 
  7. 総工費 約1,664億円 (浜松市 約664億円、民間 約1,000億円)

大ホール

  1. ホール様式 三重フロアー、『シューボックスタイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   収容人員 2,336名、、1・2階テラス席(桟敷席)、
  3. 舞台設備 4面舞台、可動プロセニアム高さ11.0m~14.4m、幅18.0m(14.4mまで縮小可能)主・上手・下手各舞台5分割(18.2m×3.64m)各舞台静止荷重500kg/m²、後舞台18.2m×18.2m直径16.4mの回り盆組込みスライディングステージ、脇花道、子迫り、オーケ ストラせり静止荷重500kg/m2、どん帳、オペラカーテン、道具バトン38本、1点吊り6台、ホリゾント幕、音響反射板、
  4. その他の設備 大楽屋2室、中楽屋4室、小楽屋4室、リハーサル室、衣装室、床山室、主催者事務室、楽屋事務室、スタッフ室
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

中ホール

  1. ホール様式 2スロープ『シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  2. 客席   収容人員 1.030名
  3. 舞台設備 オープンステージ190m²(間口18.5m、奥行き10.5m)
  4. その他の設備 パイプオルガン、大楽屋2室、中楽屋2室、小楽屋4室、リハーサル室2室、主催者事務室、楽屋事務室
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

音楽工房ホール(研修交流センター内)

  1. ホール様式 2階吹き抜け平土間・多目的ホール。
  2. 客席   収容人員 308名、
  3. 舞台設備 オープンステージ形式、
  4. その他の設備 
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

付属施設・その他

  • 付属施設 展示イベントホール、コングレスセンター(13の会議室)、研修交流センター(大中小併せて24室の音楽セミナー室・会議室)

デジタヌの独り言

大ホール

2,336名の収容人員を稼ぐ為に、三重構造となっているフロアーは下層にできるだけ軒先が被らないように配慮されているが、各フロアーの大向こうは天井が迫りコンサートホールとして見た場合音響的には一部を除いてほぼ完璧に近い中ホールと比べて多少見劣りのするホールである。

コンサートホールとして見た場合の大ホール

音響反射板も重量タイプの大型なのだが、もうひと工夫して、奥行きの浅いタイプで、オーケストラピット上を拡張ステージとすれば、オープンステージコンサート専用ホール並みの音響が得られたのでは無いか。

自治体担当者が収容人員2000人超にこだわった結果であろう、びわ湖ホール(※ガイド記事はこちら)同様、自治体担当者は「プロモーターの甘い誘い」には弱い様である。

中ホール

ホールのセオリーをほぼ完璧に満足しているが、惜しむらくは、1階後方2列、ここは欲張らずに通路にスべきであった。

参照覧

※、現代の3大迷発明!「からくり小屋列伝」はこちら。

※、定在波の悪影響に関する解説記事はこちら。

※、「都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?」はこちら

※、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

公開:2017年8月 9日
更新:2018年9月30日

投稿者:デジタヌ

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