旅するタヌキ

観光スポットから文化スポットへ 《 北海道年表 》

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北海道の歩んだ道のり

先住民と倭人

先住民のアイヌ民族は近年の研究で、オホーツク人と共通性があるとの研究結果も出ている。樺太(サハリン)起源とされるオホーツク文化は5世紀ごろ北海道に南下したが10世紀ごろ姿を消している。

北前船と倭人交易

この間北海道では狩猟採集の文化が継続し、13~14世紀になると、農耕も開始され、海を渡った倭人との交易も行われていた。

1454年(享徳3年):河野政通が宇須岸(ウスケシ)に館を築く。館が箱の形に似ていることに因んでこの地を「箱館」と呼んだとされている。

1457年には大和民族アイヌ間で「コシャマインの戦い」が生じ、勝利した蠣崎氏が台頭した。

その後蠣崎氏を祖先とした松前藩はアイヌとの交易を独占した。

1613年(慶長18年):松前藩が亀田(現函館市五稜郭の辺り)に番所を置く(後に亀田奉行所となる)。

1669年の「シャクシャインの戦い」後には、交易はアイヌにとって誠に不利な条件となリ果てた。

西欧列強の影響

1793年(寛政5年):ロシアの使節アダム・ラクスマンが来航。漂流民大黒屋光太夫らを受け取る。

1796年(寛政8年):高田屋嘉兵衛が蝦夷地に来航。
1799年(寛政11年):高田屋嘉兵衛が択捉航路を開設。翌年に漁場を開く(北洋漁業の礎)。

同年 江戸幕府はロシアからの軍事圧力に対抗して蝦夷地を幕府直轄地(植民地)とした。

1802年(享和2年):江戸幕府、徳川家斉が蝦夷奉行所を設置(後に箱館奉行所と改称)。
1807年(文化4年):蝦夷地が幕府直轄となり、箱館奉行所を廃止して松前奉行所を設置。

1821年(文政4年):幕府が蝦夷地を松前藩に返還(松前奉行所の廃止)。
1854年(安政元年):日米和親条約によって箱館港が補給港となる。。幕府は箱館周辺を直轄領とし、箱館奉行所を再び設置。
1855年(安政2年):日米和親条約に伴い箱館港が食料・水の供給港として開港。

1857年(安政4年):箱館奉行によって札幌越新道(銭函--豊平--千歳--勇払)開削。

これに伴い現在の豊平橋付近に石狩役所の命を受けた大和民族(和人)が「渡し守として定住」。
1858年(安政5年):荒井金助が現在の北区篠路地区に、農民数十戸・50人を入植させる。


1859年(安政6年):日米修好通商条約に伴い、箱館港が横浜港・長崎港とともに日本国内初の国際貿易港(交易港)として開港。外国人居留地を設置。

明治維新前後から始まった和人の本格的入植

北海道は日本の植民地政策のひな型となり、のちの中国大陸進出「満州国建国」の実験場ともなった。

1866年(慶応2年):現在の東区北13条東16丁目に、大友亀太郎の役宅が建てられ付近は札幌村となる。

1869年(明治2年):旧幕府軍が新政府軍に降伏。蝦夷地を北海道と改称。箱館府を廃止し開拓使出張所を設置。11国86郡が置かれた。

1871年(明治4年):岩村通俊により札幌本府の建設再開。開拓事業の本拠地が函館から札幌へ移転。本願寺道路(平岸--伊達村尾去別、後の虻田街道、現在の国道230号)が完成。
1873年(明治6年):札幌越新道を前身とする札幌本道(札幌--室蘭--森--函館、現在の国道5号の一部と国道36号)完成。小樽--銭函--札幌間道路(後の札樽国道、現在の国道5号の一部)開削完成。
1875年(明治8年):琴似に最初の屯田兵が入植。東京の開拓使仮学校が札幌に移転し、札幌学校となる。
1876年(明治9年):ウィリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)着任(翌年帰国)。札幌学校が札幌農学校と改称。官営の麦酒醸造所(現在のサッポロビールの前身)を設置。
1878年(明治11年):札幌農学校演武場(現在の札幌市時計台)完成。


炭鉱開発と鉄道網の整備

1880年(明治13年):手宮--札幌間に道内初の鉄道(手宮線)開通し、札幌停車場(現在の札幌駅)開業。

1882年(明治15年):開拓使廃止。北海道は函館県・札幌県・根室県の3県に分かれる(三県一局時代)。札幌--幌内間に鉄道開通(官営幌内鉄道全線開通)。

1886年(明治19年):函館・札幌・根室の3県を廃止し、北海道庁設置。

1877年(明治10年):鈴木亀蔵が現在の亀吉地区に和人として初めて定住したと記録されている。

1891年(明治24年)の札幌市街図

1888年(明治21年):北海道庁赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)完成。
1890年(明治23年):江別道路(札幌--江別、現在の国道12号の一部)完成。

1892年(明治24年):旭川村(現東旭川地区)にに屯田兵入植。

鉄道網の市日と青函連絡船の開業


1899年(明治32年):北海道区制施行。地方自治体としての札幌区が発足。

1900年(明治33年)旭川村を旭川町と改称。同年6月11日 北海道炭鉱鉄道と北海道官設鉄道の直通列車が手宮駅(旧小樽港石炭積み出し駅) - 旭川駅間で運行開始。

1904年(明治37年):函館 - 小樽間の鉄道開通。

1905年(明治38年)8月1日:北海道鉄道(初代)の高島駅 - 小樽駅(初代)間が延伸開業し、函館駅 - 旭川駅間全通。

同年釧路線(帯広--釧路間)全通。帯広駅開設。

1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の小樽駅(初代) - 空知太駅間が国有化。

1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道(初代)の函館駅 - 小樽駅(初代)間が国有化。函館駅 - 旭川駅が全線官設線(国鉄)になる。同年十勝線(帯広--旭川間)全通。

1908年(明治41年):青函連絡船運航開始。

1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定により、函館駅 - 旭川駅間が函館本線と成る。

同年:東北帝国大学(現在の東北大学)設置の勅令により、札幌農学校が札幌区所在のまま同大の所管となり、東北帝国大学農科大学と改称。

1910年(明治43年):札幌市電の前身となる札幌石材馬車鉄道運行開始。
1911年(明治44年):大通防火帯に公園設備が加えられ、大通逍遥地(現在の大通公園)完成。

1918年(大正7年):札幌石材馬車鉄道の市内路線を電車化し、札幌電気軌道運行開始。定山渓鉄道線運行開始(1969年廃止)。

1922年(大正11年):市制施行して札幌市誕生。

1927年(昭和2年):路面電車市営化し、札幌市電発足。同年北海タイムスが飛行場を開設。

1928年(昭和3年)9月10日に室蘭本線現ルート完成。以後函館本線の優等列車が徐々に室蘭本線経由に変わる。

1929年(昭和4年):札幌温泉電気軌道運行開始(1933年営業休止)。

航空機の夜明け

1932年(昭和7年):帯広飛行場完成。

1933年(昭和8年):逓信省航空局札幌飛行場として整備。
1934年(昭和9年):札樽国道(現在の国道5号の一部)の全面改修工事完成[28]。
1940年(昭和15年):国策パルプ工業旭川工場(現在の日本製紙北海道工場旭川事業所)操業開始。
1942年(昭和17年):札幌飛行場(丘珠空港)設置。
昭和(戦後)
1947年(昭和22年):地方自治法施行による市長公選。

1950年(昭和25年):『さっぽろ雪まつり』初開催。

高度成長期の娯楽TVの登場

1957年(昭和32年):さっぽろテレビ塔完成。
1961年(昭和36年):函館空港開港。
同年:札幌市民交響楽団(札幌交響楽団)結成。

1966年(昭和41年)6月:旭川空港開港。(滑走路1200m×30mの第三種空港として開港)

高速道路の夜明け

1971年(昭和46年):札幌小樽道路(現在の札樽自動車道)開通


1972年(昭和47年):『第11回冬季オリンピック大会』(札幌オリンピック)開催(2月3日から2月13日)。政令指定都市移行(4月1日)

1974年8月22日:。前年4月1日札樽自動車道に昇格したのに続き小樽IC - 札幌西IC間を4車線化完成。

1976年(昭和51年):札幌市営地下鉄東西線(琴似--白石)開業。

1981年(昭和56年):現在地に新帯広空港(とかち帯広空港)が開港。

1982年2月 - 旭川空港(滑走路1640m×45m第2種空港として暫定供用開始)ジェット機就航、同年11月滑走路を2000mに拡張工事完成。

1986年10月9日;登別室蘭IC-登別東IC間開通により工業都市室蘭と高速道で結ばれる。

1988年(昭和63年):青函トンネル開通、海峡線(津軽海峡線)開業。青函連絡船廃止。

観光スポットから文化スポットへ

1990年(平成2年):『パシフィック・ミュージック・フェスティバル』(PMF)初開催。
1992年(平成4年):『YOSAKOIソーラン祭り』初開催。
1995年(平成7年):道東自動車道(道東道)十勝清水IC--池田IC間開通。

1997年(平成9年):旭川空港第2次拡張工事で2,500m 延長工事完成。

2000年(平成12年)4月1日:道央道旭川北IC供用開始。旭川市が中核市へ移行。

2000年(平成12年):函館新道函館IC供用開始。函館市「特例市」に指定。

2003年(平成15年):函館江差自動車道函館IC/JCT - 上磯IC(北斗中央IC)間が開通。

2006年6月 - 旭川空港定期国際線(韓国・ソウル便)就航

2011年(平成23年):道東道夕張IC--占冠IC間開通し、道東と道央が高速道路でつながる。

2014年(平成26年):『札幌国際芸術祭』初開催。

2015年(平成27年):函館新外環状道路函館IC/JCT - 赤川IC間が開通。
2016年(平成28年):北海道新幹線開業。

公開:2018年9月27日
更新:2018年10月 4日

投稿者:デジタヌ

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