タヌキがゆく

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」に音楽週間に思うこと

ご注意※印は当サイト内の紹介記事リンクです。

但し、その他のリンクは当事者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

※本項はコラムであり、音楽祭の紹介記事ではありません、「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の紹介記事はこちらへ。

例年、9月に開催される「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」音楽祭について、今後の方向性を考える。

大阪クラシック実行委員会とは?

主催団体;大阪クラシック実行委員会(大阪市、(広社) 大阪フィルハーモニー協会、(ー社)御堂筋まちづくりネットワーク)とは?

大阪のメインストリートである御堂筋と、水の都大阪を象徴する中之島界隈を中心に、オフィスビルやカフェ、ホテルのロビーなどを主な会場として1週間にわたり開催いたします。 昨年までの11年間で879公演、48万人を超えるお客様にご来場いただき、大半が無料公演で行っているため、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない方々でも気軽にお楽しみいただけます。<公式サイトより引用>

もっともらしい要旨ではあるが、(株)竹中工務店内が音頭を取った)(ー社)御堂筋まちづくりネットワークが我田引水的に竹中が「社屋建設に絡んだ法人」を対象に賛助会員をつのり、スポンサーになっていただき、某音楽事務所に縁のあるプロ団体・プロ楽師を招集し、スポンサー団体の文化貢献度をPRなさるのが目的らしい。

それにしても大阪市が絡むのは何かちがうのでは?

音楽祭は所詮、商業行為が絡む。

綺麗事ばかり並べても致し方ないが、あまりにも音楽とほど遠い片寄った施設とプロ団体だけを喧伝するのはいかがな物か?

大阪市が絡む文化事業?

大阪には大阪市の息のかかった団体?だけでも、大阪市ユースオーケストラ大阪市民管弦楽団大阪市立大学交響楽団北野高校オーケストラ部 と4つのアマチュアオーケストラが存在する。

プロモーター、プロダクションが後ろで暗躍?しているのは判るが、大阪市が絡む文化事業であるなら、これらアマチュアにも、演奏の場を与えるべきである!

御堂筋と中之島界隈に開催施設をフォーカスするコンセプト

文化都市大阪の町を眺めながら、ゆったりと歩いて散策していただくには、調度 程よい手頃なエリア選択であるかもしれない。

しかし、「街にあふれる音楽」と成るといかがな物か?

商業的には無料公演が客引きパンダ扱いは致し方なかろうが、無理やり会員主体の協賛施設を全面に押し出し狭いエリアだけで催行するのには抵抗を感じる。

更に大阪市が絡む事業なら、大阪市中央公会堂にだけ固執するのもおかしいのではないか。

このエリアには大阪市の施設がこれだけ有る。

北区民センター、大淀コミュニティーセンター都島区民センター福島区民センター中央区民センター中央会館西区民センター浪速区民センター等々大阪市立の公共ホールも数多い。

市のどの部署が金を出しているのか判らないが、縦割り行政の歪み?が此処にも現れて入る。

現交通局配下の市営地下鉄・バス事業には、地下鉄・市バスフリーきっぷなる1日券が発売されていることを、担当者は知っているのか?

この切符利用を前提に開催エリアを考慮し直せば、上記の大阪市の管理運営する公共ホールはまだまだ増える。

大阪の街中のチョットしたイベントスペース。

更に大阪市内には通りすかりの人が気軽に覗けるチョットしたスペースはいくらでもある。

例えば、クリスタ長堀(株)が運営するクリスタ長堀(長堀通り地下街)の3ヶ所のイベント広場、これらの施設は共に明かり取り窓の有るオシャレなスペースで特に東端の水時計広場など街中無料コンサートにピッタリなスペースではなかろうか。

且つエリア内移動アクセスにも都合が良いハブステーションもある。

大阪の知られざる良質ホール。

このイベントこそ普段余り知られていない「知る人ぞ知る」良質の公共ホールを一般人に紹介する絶好の機会ではないのか。

他にも、現在立て替え工事中の御堂会館サンケイホール ブリーゼ梅田芸術劇場毎日新聞オーバルホールABCホール大阪音楽堂(野外音楽堂)、大阪ビジネスパーク円形ホール松下IMPホールツイン21 アトリウム大阪四季劇場森の宮ピロティホールドーンセンターエル・シアター国立文楽劇場NHK大阪ホールオリックス劇場大阪市立こども文化センター大ホール大阪国際交流センター大ホール一心寺シアターメルパルク大阪イベントホールクレオ大阪・東部館

各々大阪の知る人ぞ知る銘ホールである。

良質の音楽ホールをお持ちの賛助会員(団体)も、

さらには賛助会員の中にも良質の音楽堂をお持ちの団体もある。

例えば相愛学園礼拝堂(講堂)、この施設はこぢんまりとしたホールではあるが、小型のパイプオルガンも装備された本格的な音楽堂である。

小生も故あって何度か訪れたことがあるが、木質の内壁と相まって、極上の響きが得られる音楽ホールの1つには間違いない。

いまのままでは。

ナニワ商人に鍛えられて育った疑り深い善良な市民?にボランティア参加をつのっても、

『何か裏があるのと違うやろか?』

と勘ぐられ、思うようにボランティア協力者は集まらないのではなかろうか。

東京・春・音楽祭-東京オペラの森ー

せめて、東京・春・音楽祭-東京オペラの森ー(※案内記事はこちら)程度には成っていただきたいと思うのは小生だけか!

先般、外出した際に試しに街角で通りすがりの人に

『大阪クラシック~街にあふれる音楽~の無料コンサートどこでやってるか知ったはりますか?』

尋ねてみたが、

『エエッ.....そんナンやってるんですか?....聞いたこと無いですけど!』

と胡散臭(うさんくさ)さそうな表情で小生を眺め、逃げるようにそそくさと立ち去られてしまった!

エンブレムの入った、ペナント(西洋のぼり旗)も無ければ、街角にポスターも無い様な音楽祭では致し方あるまい

公開:2017年11月20日
更新:2017年11月20日

投稿者:デジタヌ

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