タヌキがゆく

【レビュー2006】 耐震補強工事という名の 隠蔽工事 その2

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<本記事は03/03/2006に旧サイトに初稿公開した記事のお引っ越し記事です>

元来橋脚は、コンクリートで上下の加重、内部の鉄筋で上下左右の引っ張り加重を支えています。

つまり打ち継ぎ部分に隙間が空いていると、本来支える必要のない橋本体の重量を鉄筋がささえる事になります。

さらにまずいことに降雨時は雨水に荒天時は空気と交互にさらされる結果となり内部の鉄筋は腐食で"やせ細っている"状態となっている場合がほとんどです。

耐震補強工事はこの"欠陥橋脚"の欠陥部分を外から見えなくするがごとく、鉄板や、鉄筋コンクリートで巻いて見えなくしてしまっているのです。

一度この工事をほどこすと、橋脚を作り替えるまで、外から確認する術はなくなります。放射線ではもはやこれだけの厚さは透視できませんしその他の方法も現状不可能です。(小生は長年 非破壊検査機器の開発に携わってきました、だから自信をもって断言致します。)

つまり、これらのことが示す結論は、高速道路、新幹線を含む全国至る所の高架橋においていざ地震の時には、阪神大震災と同じように崩壊すると言うことです。特に突貫工事で建設した東北新幹線の大宮以北や山陽新幹線全線は震度5以上で必ず崩壊するでしょう! JR各社、高速道路各社は、書類上のつじつま合わせのために欠陥隠しの見せかけだけの補強工事をするのではなく、各橋脚の症状に応じて、最悪は"作り直す"などの抜本的な対策が必要だと思います。

かつて小生が関わった東北新幹線橋脚補強工事については、かなりの線工で既に工事が終わっており、小生も証拠写真は取れませんでした。(私が工事に従事していた当時カメラ付き携帯がまだなかった。)ただ、最近建設された新線橋脚でも相変わらず、手抜き工事は横行していますので、注意深く観察すれば素人でも欠陥施工は確認できます。(大概の場合、継ぎ目から泥水がにじみ出し流れた形跡がはっきりと目視できます。例、東京近郊では赤羽駅周辺連続高架工事区間など)

JR各社に任せるのでなく我々一般利用者が疑わしい部分を発見したら写真を撮り新聞社や市民団体に報告し普段から監視を強める必要があるでしょう。

公開:2006年3月 3日
更新:2018年7月22日

投稿者:狸穴猫

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