タヌキがゆく

奇妙奇天烈・奇怪・面妖・摩訶不思議なホールまとめ2018

全国迷ホール『響・強列伝?』特集

2017年現在、、日本に3000件近く有り、今も増殖を続けている公立の公共ホールや民間の商業劇場の中にあり、「ミステリアスなホール」としてその存在が知られているホール群の極ほんの一部です。

以下「セオリー無視(※1)」の摩訶不思議なホールの数々を集めてみました

コンピューターによる音響シュミレーションや、1/10スケールモデルによるモデル実験が一般化する以前から、「先達」の銘ホールデザインに学んだ「数多くのホール設計のセオリー(※1)」は知られていました。

日本伝統の大寺院の本堂・講堂然り、お城の「本丸御殿大広間」然り、伝承「芝居小屋」スタイル然り、明治以来の「公会堂スタイル」然り、「海外伝来のビクトリア調度」の国会議事堂・衆議院議事堂然り、全て経験に裏打ちされたデザイン(設計)技法で音響的も素晴らしい建造物達です。

※ご注意;

  • 以下(※XX)は当サイト内の詳細記事リンクです。
  • 但し、 その他のリンクは団体・関連団体の公式サイト若しくはWikipedia等のWEB辞典へリンクされています。

まとめ1、まずは最初に日本独自の発達?を見せた「正多角堂」(※2)ホールの数々を...

法隆寺夢殿(※3)に代表される日本で独自に花咲いた「正多角堂」スタイルのホールの数々です。

正多角堂は美しい外観と以外と測量や「墨入れ」の容易なデザインで、古来より多くの棟梁達が競って建造し、「織田信長」の建造した安土城天守閣の天守も8角堂だったと伝えられています。

しかし、音響的には並行する壁面が多い為、遊園地の「トリックミラーハウス(※4)」や「マジックハウス」のように平衡感覚をおかしくさせる最悪なデザインです!

1960年竣工  旧京都会館第1ホール/正6角堂(2015年閉鎖・解体)
★1961年竣工 東京文化会館・小ホール/真四角(※ガイド記事はこちら)

★1961年竣工 東京文化会館・大ホール/正6角堂 東京文化会館  (※ガイド記事はこちら

1962年竣工  神奈川県立青少年センター/石造り正8角堂 (公式施設案内はこちら

(★参考・1964年竣工 日本武道館 正8角型アリーナ  14,471席!/コンサート(1階仮設2,946席含む)公式施設ガイドはこちら)


1964年9月竣工「東京エレクトロンホール宮城」/6角堂(公式施設ガイドはこちら)

1966年竣工 春日井市民会館/6角堂(※ガイド記事はこちら

1966年 竣工「埼玉会館」小ホール/1フロアー菱形

1967年竣工 ★2016年リニューアル開館・岡崎市民会館・あおいホール正6角堂(※ガイド記事はこちら

1967年竣工  豊橋市民文化会館 大ホール/1フロアー変形14角型!(公式施設ガイドはこちら


1971年竣工 山口市市民会館・大ホール/正6角堂(※ガイド記事はこちら)

1971年竣工 山口市市民会館・小ホール/菱形(※ガイド記事はこちら)

1972年竣工 倉敷市民会館 大ホール(2009年11月改修工事竣工)/正8角型(※ガイド記事はこちら
1973年竣工、藤井寺市民総合会館・パープルホール/大&小2ホール)/1フロアー変形等辺6角型 変形6角堂(公式施設ガイドはこちら


1973年竣工  八千代市民会館大&・小ホール(2013年4月改修工事竣工)/変形等辺6角堂(公式施設ガイドはこちら


1975年開館 神奈川県民ホール・小ホール(2014年9月リニューアル)/変形4角形(公式施設ガイドはこちら
1975年開館 八戸市公会堂文化ホール/等辺六角堂(※ガイド記事はこちら

1975年2月開館 旭川市民文化会館ホール/八角堂(※ガイド記事はこちら)
1981年開館  福岡サンパレス ・ホール  /変形6角堂(公式施設ガイドはこちら

1982年開館  尼崎市・あましんアルカイックホール・オクト/正8角堂ペシャンコの宝石箱?(※ガイド記事はこちら

1983年11月3日 名古屋市芸術創造センター/六角堂(※ガイド記事はこちら)

1990年竣工 日立システムズホール仙台・シアターホール/変形6角堂(※ガイド記事はこちら)

1990年11月竣工 日立シビックセンター・多目的ホール(正方形)

1990年竣工 水戸芸術館・コンサートホールATM/正6角型 (※ガイド記事はこちら)

1990年竣工 メルパルク大阪ホール/正6角堂(公式施設ガイドはこちら

1991年竣工 草津音楽の森国際コンサートホール/正6角型(※ガイド記事はこちら)

1993年竣工 倉敷市芸文館 大ホール/8角堂 (※ガイド記事はこちら

1993年竣工 所沢市文化センター・キューブホール/正方形(※ガイド記事はこちら)

1994年竣工 ティアラこうとう・小ホール/6角堂(※ガイド記事はこちら

1995年竣工 京都コンサートホール・小ホール/正6角型(※ガイド記事はこちら)

1995年竣工 あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール/正8角堂 (※ガイド記事はこちら)

1998年竣工 りゅーとぴあ・コンサートホール/6角堂(※ガイド記事はこちら)

1999年竣工 トロントロンドーム/石壁8角堂!(※ガイド記事はこちら)

★2004年竣工 ミューザ川崎シンフォニーホール/変形10角型(※1)奇才作品例(※ガイド記事はこちら)

★2005年竣工兵庫県立芸術文化センター・小ホール/正8角型(※ガイド記事はこちら)

2006年竣工 ラポルトすず/変形6角堂(公式施設ガイドはこちら

2006年開館 姫路市文化センター/8角堂(※ガイド記事はこちら)

2015年竣工 しいきアルゲリッチハウス/真四角(※ガイド記事はこちら)

★印は奇跡的?に(音響設計が)成功したホールです。

まとめ2、石造りのエコールーム紛いのホール

打放しコンクリート壁(※5)や、レンガ積み、人造大理石張り、大谷石張り、タイル張り、ガラス張り?など音響インピーダンスの大きい、音圧反射率の大きい硬質材料で表装したホール達です。

硬質材料壁は「銭湯の洗い場やエコールーム(※6)」 で用いる手法で、カラオケルームでさえこんな「バカげた内装」のレンタル・カラオケルームはありません!...。が...

1950年代から意外と流行した内装で全国には驚くほど多くの「巨大エコールーム」があります!

というより、どういうわけか費用が嵩む石材やタイル張りの一見「豪華絢爛」なギリシャ・ローマ時代の「神殿風」というか「ローマ風呂風内装」のホールが幅をきかせているようです。

以下はほんの1例にしかすぎません。

あなたの周りにも沢山の「ローマ風呂」が繁茂しているでしょう!

いずれも残響時間の「測定値は極端に長くはなく」そこそこなのですが...。

正多角堂群と同じく「かなり癖のある響きを特徴としています!?」

1959年竣工世田谷区民会館 (※ガイド記事はこちら)

1964年 高槻現代劇場・市民会館・大ホール(※ガイド記事はこちら)
1968年1月開館 市民会館シアーズホーム夢ホール/熊本 (※ガイド記事はこちら)

1968年4月開館 オリックス劇場(※ガイド記事はこちら)

1973年10月開館 神戸文化ホール・大ホール(※ガイド記事はこちら
1975年2月開館 旭川市民文化会館ホール/八角堂(※ガイド記事はこちら)

1979年8月開館 サンシティ越谷市民ホール 大ホール(※ガイド記事はこちら

1982年 あましんアルカイックホール・大ホール(※ガイド記事はこちら)

演劇ホール(公式施設ガイドはこちら) 
1982年開館 リンクステーションホール青森(※ガイド記事はこちら) 

1983年 オープン。練馬文化センター・こぶしホール(※ガイド記事はこちら)
1983年 開館 熊本県立劇場 コンサートホール& 演劇ホール(※ガイド記事はこちら)

1984年竣工 福島市音楽堂 (公式施設ガイドはこちら

1984年開館 浦安市文化会館・大ホール(※ガイド記事はこちら)

1984年9月竣工 郡山市民文化センター・大ホール(※ガイド記事はこちら)

1985年11月3日に開館 市川市文化会館・大ホール(※ガイド記事はこちら)

1985年 松本市音楽文化ホール(公式施設ガイドはこちら)

1986年6月 ザ・コンサートホール (※ガイド記事はこちら

1987年10月31日開館 パルテノン多摩・大ホール (※ガイド記事はこちら

1988年開館 レグザムホール・大ホール (※ガイド記事はこちら)

1988年竣工 津田ホール (公式施設ガイドはこちら)

1988年開館 半田市福祉文化会館・雁宿ホール (※ガイド記事はこちら)

1989年竣工  広島国際会議場フェニックスホール(※ガイド記事はこちら)

1991年 岡山シンフォニーホール (※ガイド記事はこちら

1992年 かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(※ガイド記事はこちら

1992年5月開館 かつしかシンフォニーヒルズ ・モーツァルトホール(※ガイド記事はこちら)

1993年7月23日 開館なかのZERO もみじ山文化センター・大ホール(※ガイド記事はこちら

1993年 ルネこだいら・大ホール(※ガイド記事はこちら

1994年 シンフォニア岩国 (公式施設ガイドはこちら)

1995年 黒部市国際文化センター(コラーレ)(公式施設ガイドはこちら

1996年5月18日開館 エブノ泉の森ホール・大ホール(※ガイド記事はこちら)

1996年8月竣工 塩尻市文化会館 レザンホール(※ガイド記事はこちら)

1998年 なら100年会館・中ホール (公式施設ガイドはこちら

1999年 大社文化プレイス (公式施設ガイドはこちら

2001年竣工 アストくにさき アストホール)(公式施設ガイドはこちら)

2003年11月竣工 北上市民文化交流センター・大ホール(公式施設ガイドはこちら

2006年開館 姫路市文化センター/8角堂(※ガイド記事はこちら)

2008年 大船渡市民文化会館 リアスホール(公式施設ガイドはこちら)

2010年 横浜市瀬谷公会堂 (公式施設ガイドはこちら

2010年 下関市DREAM SHIP(公式施設ガイドはこちら

2011年 由利本荘市文化交流館 カダーレ(公式施設ガイドはこちら

2013年5月 新潟市秋葉区文化会館 (公式施設ガイドはこちら)

※1、関連舞台解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら

※2、関連記事「夢殿」は夢見ても設計するな!はこちら

※3 法隆寺夢殿の公式ガイドはこちら

※4 日建リース工業(株)のトリックミラーハウスのPR記事はこちら

※5 打放しコンクリートについてのWikipediaの解説はこちら。

※6 エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら

公開:2017年12月20日
更新:2018年4月10日

投稿者:デジタヌ

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