タヌキがゆく

各地の『音楽祭』に思うこと。

音楽祭・芸術祭はお祭りだ!

※本項はコラムであり、音楽祭の紹介記事ではありません、各地の音楽祭紹介記事はこちらへ

ご注意;※印は当サイト内の紹介記事リンクです。
但し、その他のリンクは当事者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

音楽祭・芸術祭はお祭りであり、「興業主体」の音楽業界(プロモーター・呼び屋)の食い物であってはならない!

音楽祭・芸術祭は別名『芸術週間』と呼ばれることも。

芸術週間の別名もあるように、「一連のイベント(舞台芸術&展覧会等)」が「一定期間集中的に継続」して開催されていることが重要でしょう。

好ましい日本の芸術祭・音楽祭とは、

1)『コンクール』を併催しては?

お祭りを盛り上げる併催イベントとして音楽『コンクール』

メインの催し(コンサート・オペラ、邦楽鑑賞会、演劇)以外に「音楽・演劇コンクール」、街中コンサート・演劇、パレード、展覧会、のど自慢?花火大会、等 開催都市全域に「お祭り気分が充満していること」が重要なのでは。

2)「自治体の冠を被る」なら町おこしの意味をもつ市民参加(プロデュース)型であること。

オーガニゼーション(※1)(実行組織)が市民参加型であること

実行委員会がお祭りイベント同様、観光協会、保存会、ボランティア組織等で構成され、決して行政発案?の「業界」丸投げ、業界プロデュースの観光イベントでないこと。

(※1)現状各地の実行委員会は、任意団体で地元商工会やボランティアで構成された団体の場合もあるが、プロモーター、プロダクション、呼び屋(weblio辞書)いわゆる「業界関係者」のみで構成されている場合も結構な数に登る。

概ね、地方のクラシック関係の音楽祭は前者、ポップス関係の音楽祭は後者が多いようである。

※そういう意味では「大阪クラシック」はしかけられた音楽週間の感じがしないでも...

シリーズ物の企画コンサートは音楽祭か...。

従って音楽際の看板を掲げた企画コンサートを、思いだしたようにポツポツと数ヶ月にも渡ってやっているような、企画コンサート・シリーズはいかがなものか。

プロモーター(地元マスメディア含む)、プロダクション、呼び屋(weblio辞書)の企画・プロデュースで 自治体協賛型のこのような名目音楽祭は真の音楽祭といえないのでは?

※ヨーロッパ・フェスティバル協会(EFA)に加盟した名目だけの某国内有名企画ものコンサートシリーズもありますが、甚だしい商業化と形骸化が進み、有名無実の企画コンサート・シリーズに成り果てたのでは無かろうか?

デジタヌのお節介、今後の日本の芸術際・音楽祭の進む方向とは。

1)テーマがテーマ?

共催・後援団体(自治体、公益財団、スポンサード企業)に売り込むための「尤もらしく、有りがたい?ご高説」が網羅されたような実態にそぐわないコンセプト(趣意書)などくそ食らえ!。

霧島音楽祭の様にもっとストレートに、「この町に音楽を根付かせたい」思いがコンセプトでありテーマであって良いのでは...。

2)1都市単独開催にこだわるな!

財政困難な地方都市は無理をして、赤字を出してまで「単独音楽祭」開催にこだわらず、複数の関連都市(街道沿い、鉄道沿い、広域エリア)の共催タイプに移行して、エリア全体の町おこしを考えた方が良いのでは。

例えば、瀬戸大橋音楽祭企画

瀬戸大橋を挟んで、岡山市、高松市が共催し、沿線沿いの坂出市、倉敷市、早島町などにも呼びかけ、協賛していただき、5市・町で、同時開催しこのエリア全体の一大観光イベントを目指してみてはいかがでしょうか。

現在、岡山市、倉敷市は各々単独で倉敷音楽、岡山音楽祭を,高松市は高松国際ピアノコンクールを開催しているが、この3つを統合して、瀬戸大橋音楽祭を開催すれば、音楽祭とは関係(期間外のサブイベント)ないイベントまで加えた水増しイベント重を稼ぐ様な姑息な手段を取る必要がなくなり、市民も観光客も歓迎するはず。

JR西日本、JR四国にも協賛依頼。

音楽祭期間限定の高松ー岡山間の1日、3日、1週間の各フリーきっぷを発行して頂けば、県外からの観光客以外の地元音楽ファンにとっても有効なアクセス手段となるでしょう。           

公開:2017年11月18日
更新:2017年12月10日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

「夢殿」は夢見ても設計するな!。ー「失敗しない・ホール計画の手引き」講座2017ーその6TOP「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」に音楽週間に思うこと




▲エンターテインメント&アートへ戻る