タヌキがゆく

アスペルガーの母子のための社会順応講座 第19回

※<本記事は12/09/2008に旧サイトで初稿公開したレビューのお引っ越し記事です>

シリーズ「アスペルガーは間柄に応じた適当な距離感を持った会話が苦手」 

その1 過日の小生の愚息と狸穴猫との会話

『母さん、水、そこに、ある(?)』

『エー?』

『ダカラ、水、そこにある(?)!』

あまりの酷さに、思わず小生が割って入った。

『それも言うなら、"母さん、お水が欲しいから、そこにあるお水取って頂戴"だろう、このうすらトンカチ!』

『アア、そう言うことだったの?』

『......アア、済みません...(ショボン...)』

教科書"ええやんちがっても"no ※ P,13"相手とどう接したらいいのかわかりません。

"参照 この例は、小生が再三にわたりこのコーナーで主張している

『アスペルガー星人とは"連(つる)む本能"を伝える遺伝子に問題を抱える"遺伝子病"の一種である』

の典型例であるとおもっている。

つまりアスペルガー星人は"連む本能に欠陥"を抱えているため、アスペルガーは間柄に応じた適当な距離感を持った会話が苦手なため、コミュニケーションに問題を抱えている場合が多いのである。

小生の回りで、この障害が特に目立つのが、小生の息子と行きつけの赤暖簾(アカノレン)"居酒屋 富士"の酌婦(シャクフ)、イヤ失礼"カウンターレディー"のトモコである。

健常者(正常発達者=NT)の言語能力の発達過程を見ると

1才半から2才で簡単な単語をしゃべり出し、例えば「ママ」「パパ」「ケーキ」...etc.

そして2才6ヶ月から3才で2語から成る簡単なセンテンスで会話が出来るようになる、例えば、「ママ、おしっこ」「ワンワン、来た」「お腹、空いた」...etc.

そして3才を過ぎた当たりから3語から成るセンテンスも話せるようになり、例えば「ママ、おやつ、食べる」そして3語から成る簡単なセンテンスをクリアすると、あとは問題なく次の段階に進むことが出来、複雑な意思表示が出来る様になると言われている。

ところがさきほど登場いただいた我が愚息は1才8ヶ月でやっと「ジュース」と「電車」という単語を覚え、この2単語以外の単語は喋らずそれ以降3才2ヶ月を過ぎた当たりからいきなり3語センテンス、4語センテンスを話し出し、

幼稚園に入園した4才10ヶ月の頃には自分の意思表示が出来るようになっていた?と言う。 はたして、冒頭の例は4語センテンスの域を脱し切れて無く"彼の意志"を全く伝え切れていない!と小生は思うのだが?

また彼はホームドラマに出てくるようなフツーの少年の話し方が苦手である。

つまり彼は こと言語能力に関しては、かなりの"智恵遅れ"が見られると言わざるを得ない。 例えば、

『オヤジさん、そこにある醤油取っていただけますか?』

等と、慇懃無礼(インギンブレイ)なモノの言い方をするかと思えば、あろう事かデジタヌ様に向かって

『ソンなこと言ってネエヨ!』

などと"タメ口"をほざいたりする! 18才にもなって"適当な距離感を伴った会話"、この場合は"フツーの親子の会話"と言うやつが、全く出来ない!

この場合 小生の言う"フツーの会話"とは、分かり易く言うと

"サザエさん"の中に出てくる"母子の会話"であり"兄弟の会話"であり"友達同士の会話"

に代表される言い回しの数々である。

彼は東育ちで物心ついてから上方に上がってきたので、上方言葉(大阪弁)は使えない。

しかしそれにしても...。

"ダチ公同士のタメ口会話"か、"丁寧語混ざりの慇懃無礼なモノの言い回し"しか出来ないのはいかがであろうか?

彼の母親、つまり狸穴猫を問いただしても、

『さあ~、アスペルガーだからじゃないの?』

小生としては

『...タク~!』

である。

冒頭の例で言うと

たぶん彼は、

『自分が「水を飲みたい」と思えば 相手にも テレパシーか何かで自分の思いが伝わっているハズだ!』

と思ってしまうのであろう。

だから、その次に控えた 『欲求は言わずもがなで判るはず。

「"だから"欲するモノ(=この場合は"水")の在処(アリカ)さえ伝えれば渡してくれるハズダ!」

と先読み(思って)してしまうのであろう。

このまま、社会に出すとエライ事に成ってしまうので? 遅ればせながら、小生がことある毎に口うるさく注意(指摘)することにした。

ついでに末娘のミチャポンの言語発達過程も紹介すると、

1才6ヶ月で

『アッタ!』

という単語を覚え、

2才で「ママ」「パパ」

2才2ヶ月で保育所に入所。

3才で『ママ、オシッコ』と2語センテンスが言えるようになり、現在は「ミチャポン、新幹線、だ~い、スキ」などと、かなりの意思表示が出来るようになってきた。

と比較的"軽傷"で収まって居るようである。

但し、"13ページ現象"は起こっており、

「ミチャポン、○○、嫌いなんですけど」 と言った丁寧語、謙譲語紛いを小生に向かって吐くときもある。

「何処で、こんな言い回し覚えタンヤロ?」

と考えていたら、ミチャポンと教育TVを見ていて"元ネタ"が判明した。

ミチャポンのダ~イ好きな"忍たま乱太郎"のなかで、ズッコケ3人組が先生や先輩に向かって話すときに使う丁寧語であった。

<次回につづく>

公開:2008年12月 9日
更新:2017年7月18日

投稿者:デジタヌ

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