タヌキがゆく

「アスペルガーの母子に捧げる社会順応講座」第11回

※<本記事は06/03/2008に旧サイトで初稿公開したレビューのお引っ越し記事です>

第11回 アスペルガー星人は報連相が苦手 蛇足編?

前回、我が家の茶の間の張り紙を紹介したが、狸穴猫のプログを見て「スローガンとしては面白いが、仲間意識の希薄なアスペルガー星人には説明不足だ」と感じた、そこで今回は蛇足編をお届けする。

まずは、当家の張り紙を以下のように替える事にした。

『報・連・相で今日も一日御安全に!

あれこれ悩まず何でも相談。

連絡し合ってチームプレイ。

些細なことでもすぐ報告。  

内容は5W1Hで丁寧に判りやすく! 』

「何だあんまり変わってないな、ヤッパリ良く判らない!」 とおっしゃるアスペチャン達へ。

○Step 1 これからやろうとしている未來の出来事についてのいわば作戦会議が"相談"です。

家庭内でも外に出ても、兄弟の事や、友達のことや、勉強(仕事)のこと等、色んな悩み事は次々に起こってくるはずですね。

そこで 問題が発生したら「1人で"悩まず"親兄弟とか親しい人に相談してみましょう。」

1人で、悩んでいた時にはどうしても判らなかった問題にも、キッとすばらしい解決策が見つかるはずです。

つまり相談とは

悩み事や問題を、頼れる仲間に打ち明けて、仲間と共有し合い、お互いに智恵を出し合い解決策を練ること。なのです

○Step 2 現在起こっている事柄について情報交換することが"連絡"です。

 コミュニケーションの基本は連絡し合う事です。

例えば君たちにとって、一番身近なチームとは何でしょうか? そう、それは家族ですね。 家族と言うチームを"もめ事"も無く"スムーズ"に運営するには、"チームのメンバーである家族同士がお互いに連絡し合って、協力し合う必要"が有るのです。

つまり連絡とは、『チームメイト同士が意志の疎通を図る為に色んな情報を交換することです。

○Step 3 過去の体験した事柄を説明するのが報告です。

貴方の普段の行いを貴方の良き理解者、例えば親兄弟や仲間に"報告"しましょう。

言い方を変えれば、『報告とは、貴方の体験した出来事についてその"過程や結果"についての"子細"を相談に乗ってくれたり 連絡し合った"仲間"に"説明"することです。

以上のループを重ねる事により、「健全な仲間意識」が育まれる事になります。

○そしてその"説明"には古くから言われているように5W1Hで説明する事を心がけましょう。

仲間に「貴方の体験した事」が良く伝わり、貴方の取った行動が"正当に評価"され、誤解からくる「仲間はずれ」や謂われのない「誹謗・中傷」を避けることが出来るようになるのです。

When(いつ?)

Where(何処で?)

Who(誰が?)

What (何を?)

How(どの程度?)

Why(何故?)

<ヤッパリ続けるよ?>

公開:2008年6月 3日
更新:2017年7月 9日

投稿者:デジタヌ

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