タヌキがゆく

アスペルガーの親子に捧げる社会順応講座 第2回

第2回、アスペルガーに「定型(典型)」はない

アスペルガーに対して"普通"の人を"定型発達"(NT)の人と呼ぶが、"アスペルガー"はいわば"不定型"である.

併発している障害も多様でありこれがアスペルガーの典型例というものはない。

よく穏和な人を『あの人は角の取れた丸い人だ。』等という表現を使うが、NTは規格品なのでピン球や錠剤のようにどれ(誰)を取ってみても殆ど違わないし皆同じである。

それに対してアスペルガーは規格外れ?の千差万別である。

性格や人格・能力と言ったものを例えば、穏やかさと怒りっぽさ、優しい・冷たい、強気・弱気、感覚が鋭い・鈍い、起用・不器用等と言った要素を立体的に表現してみたら、NTの中庸でまん丸に対してコンペートーのように"いびつ"で"凸凹"している

別の見方をすれば、アスペルガーは個性?の固まり超個性的である。

似てはいるがコンペートーと同じで、どれ(誰)一つ全く同じものはないしNTのように中庸で没個性でもない。

これらアスペルガー症候群や高機能自閉症と呼ばれる人たちは、殆どの場合何らかの"機能障害"うや"学習障害"を抱えている

この広汎性発達障害の為にNTから"よけ者"扱いされることがしばしば発生する。

例えば、軽い運動障害や対人恐怖症から来る軽い言語障害を抱えていたり簡単な算数が苦手だったりすると、NTから軽蔑や差別を受けたりし挙げ句の果てには"役立たず"呼ばわりされ職を失ったりする。

しかし、悲観ばかりする必要はない音楽家ならモーツァルトもベートーベンも、チャイコフスキーやガーシュインも画家ならレオナルドダビィンチもピカソもダリも岡本太郎も、学者ではあのアインシュタインもアスペルガー星人で有ったと言う状況証拠が残っている!

そうアスペルガーには天才的な能力を持った人たちが多い!

アスペルガーだと言って、"役立たたず"だとは限らない。 広汎性発達障害も、適切な"訓練"を受ければ、実生活に支障を来さないレベルにもっていける。<つづく>

<本記事は05/17/2008に初稿公開した記事です>

公開:2008年5月17日
更新:2017年7月 3日

投稿者:デジタヌ

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