タヌキがゆく

 なにわ筋線夢紀行  ーシリーズ「誰がために槌音は響く」2007 脱線編その2

※<本記事は11/12/2007に旧サイトで初稿公開したレビューのお引っ越し記事です>

白日夢その2 なにわ筋線夢紀行

2020年5月1日、私は新大阪駅の12番線に娘と2人で立っていた。東京に住んでいる息子夫婦が1才になる孫を連れて帰ってくるので迎えに出るという口実で娘を連れて(いや連れられて)出かけてきた。

本当は先日開通したばかりの、ナニワ筋線に乗ってみたかったのである。

駅のアナウスが次のような行き先案内をした。

『今度の12番線は、11時22分発、JR大和路線奈良行き大和路快速 です、列車は6両で参ります、お足元の...』

しばらくすると今度は女性の声で

『今度の12番線は、11時25分発、南海・空港線関西空港行き、特急ラピートです、電車は6両で参ります、お足元の...』とアナウスした。更にしばらくすると

『今度の12番線は、11時26分発JR紀国線、関西空港行き、関空快速です列車は8両で参ります、前よりの4両は紀国線和歌山行き、後よりの4両がJR関西空港線関西空港行きです、お乗り間違えの無いようご注意願います。』

とアナウスがあった。

また少し経って

『今度の12番線は11時29分発、近鉄線吉野行き桜ライナー、と南海線極楽橋行き特急高野号です、前より4両が吉野行き桜ライナー、後より3両が極楽橋行き高野号です、お乗り間違えの無いようにご注意願います。』

もうしばらく待ってやっとお目当ての列車の発車を告げるアナウスが有った。

『今度の12番線は、11時33分発近鉄線、吉野行き急行です、列車は7両で参ります、お足元の...』

あずき色の見慣れた電車が東淀川駅方面から入線してきた。

連休初日とあって、すぐにほぼ満員となり、息子夫婦とドアのすぐそばに立った、列車はまもなく発車し車内アナウンスが。

『近鉄にご乗車いただき誠に有り難う御座います、この列車は、近鉄線吉野行き急行です、近鉄天王寺までの各駅、河内松原、古市、古市からは終点吉野まで各駅に停車いたします。途中古市で後ろより3両を切り離しいたします、吉野までお越しの方は前よりの4両...』

とこれまた聞き慣れた放送。

淀川を渡るとすぐに地下に潜った。

中津に到着、真新しいホームには人影はまばら、北梅田駅では真新しいホームにそれなりの人が降り立っていった。

福島駅、玉江橋駅、を過ぎると。

『この列車は、近鉄線吉野行き急行です、次の堀江橋駅をでますと、次はJRナンバ駅です、南海線汐見橋駅方面へお越しのお客様は、次の堀江橋駅でお乗り換え願います。』

とアナウスがあった。

堀江橋駅に着くと、大きな旅行カバンを持った、何組かの若い家族連れ降り立っていった。

堀江橋駅を出発し程なく、列車はきしみ音を立てながら、大きく左に曲がった、車内放送は

『毎度近鉄電車にご乗車いただき誠に有り難う御座います。この列車は近鉄線吉野行き急行です、次のJRナンバ駅を出ますと、近鉄天王寺駅まで止まりません、今宮駅、新今宮駅にご用のお客様は次のJRナンバ駅でお乗り換え願います。』

そして、まもなくもう一度今度は右に大きくカーブして、JRナンバ駅に到着した。

JRナンバ駅を出るとアナウスの通り、今宮駅、新今宮駅を通過し近鉄天王寺駅に向かった。

この区間は、名鉄豊橋駅直前の名鉄名古屋本線とJR飯田線との併用区間と同じように、近鉄がJR大和路線に間借りしている区間で両駅には停車しないこととなった曰くがある。

程なく到着した近鉄天王寺駅は南海天下茶屋線天王寺駅の跡地を譲り受け新たに作り直した駅、少し狭いが仕方ないだろう。

天王寺駅を出発した列車は、新しく建設された近鉄天王寺新線部分をゆっくりと走り出した、この区間はかなりのの急勾配と急カーブの有る区間で、列車はゆっくりと徐行しながら通過、河堀口手前で、南大阪線本線と合流した。

ここからはいつも通り、ぐんぐん加速し快調にとばして十数分足らずで、急行が新しく停車することとなった河内松原駅に停車した。

此処で私も含め、かなりの客がとなりのホームに停車していた、河内長野行き準急に乗り換えた...。

とこの辺りで、尿意を催し目が覚めた。

ナ~んだ、夢だったのか?

そう今日は日曜、昼飯時にビールを飲み寝込んでしまっていたのである。

それにしても、今の夢リアルだったなー、そう言えば一緒に行った、娘の顔が、昔の○○○○ソックリだった!

どうも変だと思ってたんだ! 

<つづく>

公開:2007年11月12日
更新:2018年3月24日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

鬱病の妻に捧げる涙。前編TOPスケベ・アスペルガー親父の恋愛論




▲随筆へ戻る