沖縄県の酒造組合Navi
沖縄県酒造組合は酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律に基き、健全な進歩発展のために必要な事業を行い、組合員の自主的、且つ、自由公正な事業活動の振興を期し、事業を行うことを目的として設立いたしました。<同組合HPより引用>
設立年:2012年(平成24年)
組合員数: 48事業所
泡盛とは?
沖縄県ではお酒とは泡盛のことをさす。
琉球と呼ばれていた時代、海外との貿易によって琉球に渡ってきた南蛮渡来の蒸留酒から始まったのが泡盛。
日本酒(清酒)には黄麹、焼酎は主に白麹が使われるのに対し、泡盛造りに使用される麹菌は、「黒麹」。
また、殆どの泡盛は、インディカ種(細長い系統のお米)のタイ米が使用されている。
これは昔からの伝統で、香りや味わいに泡盛独特の風味を出す要因となってる。
原料のタイ米を、黒麹を使って米麹にし、それに水と酵母を加えてもろみにし、2週間ほどアルコール発酵させる。
「全麹仕込み」といわれ、泡盛独特のもの。
もろみを「単式蒸留機」で蒸留させると泡盛が出来る。
単式蒸留機は、もろみに含まれる成分をほどよく蒸気に含ませるため、原料の風味をあますところなく蒸留酒に反映させるという特徴がある。
泡盛は、大切に管理していけば、100年、200年の「古酒」に各家庭で、育てることができる。
第二次世界大戦で100年を超える古酒はほとんど失われてしまったが、戦後に育てられた20年、30年といった古酒でも、その芳醇な味わいと甘い香りは、高く評価されいる。
公開:2017年8月20日
更新:2022年9月29日
投稿者:デジタヌ
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