バーチャル居酒屋 「酒房 狸穴亭」

濵田酒造株式会社/いちき串木野市 《 鹿児島県 の 銘酒 Navi 》

濵田酒造株式会社

Official Website http://www.hamadasyuzou.co.jp/

本社所在地 

鹿児島県いちき串木野市湊町4丁目1番地

濵田酒造株式会社のあらまし

鹿児島県の"お酒"と言えば 、テレビCMでお馴染みの薩摩酒造の「さつま白波」を思い浮かべる方も多いだろうが、最近首都圏でも知られてきたのが、本項で取り上げた『濱田酒造』の造る一連の商品。

この社の特徴は「ディステラリー」で有りながら、「ブリュワリー」でもあるところ。

通常『清酒』を専門とする酒造会社が「地元の雑穀を使用し」地産地消の特産品として『地焼酎』を少量蒸留している例は全国各地に見られるが、『焼酎王国九州』でしかも本州最南端の鹿児島県で唯一の清酒『薩州正宗』を醸造しているところでもある。

濵田酒造株式会社のこれまでの歩み

創業 1868年(明治元年)(法人設立1951年)資本金3,000万円

1977年に当地代表取締役専務であった(現社長)濵田雄一郎氏が積極策に転じ、それまで鹿児島県域のみの『ローカルブランド』であった同社製品の全国展開に踏み出した。

当初独自に営業網を整備し1984年に東京支店を開設し首都圏での販売に乗り出すが営業不振で一時撤退。その後の2002年9月からサントリーと販売面で業務提携し折からの『本格焼酎』ブームにのり首都圏及び『全国メジャーブランド』となった。

現在代表取締役社長 濵田雄一郎氏の積極策で薩摩酒造に次いで焼酎専業メーカー業界6位の年商137億円(2016年調べ)の売り上げを誇るまでに成長した。

※尚業界トップはお隣宮崎県の霧島酒造で年商約650億円2016年現在).2位が「いいちこ」で有名な大分県の三和酒類の年商約477億円(2016年調べ)、3位が宮崎県の雲海酒造で約164億円(2016年調べ)と続き、6位の濱田酒造までが100億円台の売り上げ規模となっている。ちなみに7位は同じくご当地鹿児島県の若松酒造の約74億円(2016年調べ)

しかしこのデータでは「宝焼酎」で有名な宝ホールディングスの焼酎部門売上高約593億円と、焼酎部門売上高約394億を誇るオエノンホールディングス(旧合同酒精)の3大焼酎メーカー中上位2社が含まれていないので濵田酒造は実質8位となっている。

濱田酒造のディステラリー&ブリュワリーと代表銘柄・ラベル

『伝統』『革新』『継承』の3つの柱を掲げ、3つのディステラリーを運営している。

2つの蔵で一般公開(工場見学ツアー)も行っている。

伝兵衛蔵

3つの製品コンセプトのうちの『伝統』を受け継ぐ同社発祥の地。

昔ながらの木桶蒸留器を使って、創業以来の本格芋焼酎を再現している。

またこちらでは地ビール(伝兵衛地ビール)の"醸造"も行っている。

主な銘柄

薩洲濵田屋伝兵衛 芋焼酎 兼重 米麹を用いた長期甕壺貯蔵芋焼酎。

薩摩富士;さつまいもの産地として有名な頴娃(えい)町で主に栽培される希少な紫芋「頴娃(えい)紫」を使用した芋焼酎( 原材料:さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米) アルコール分:25度)

薩洲濵田屋伝兵衛の商品情報

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]


価格:1911円(税込、送料別) (2018/5/12時点)


酒宝庫 MASHIMOより入手できます。

九州酒問屋オンライン 楽天市場店 からお取り寄せ可能。

伝兵衛蔵のロケーション

ところ:鹿児島県いちき串木野市湊町4-1

アクセス

公共交通機関利用の場合

最寄りの駅 

JR市来駅下車徒歩約20分、JR串木野駅より車で約10分(国道3号線)

マイカー利用の場合

  • 【鹿児島空港より】九州自動車道、南九州道 約1時間(市来インター降りて5分)
  • 【鹿児島市内より】約45分(国道3号線)南九州道 約25分(市来インター降りて5分)

傳蔵院蔵(串木野工場 )

同社2本目の柱『革新』をコンセプトに2000年5月より稼働した同社の主力工場。

一番大切な原料芋の選別のみ「職人の目と手」で行い、その他の工程(麹造り,仕込み,蒸留)全は最新鋭設備で一切人手に触れること無く完全オートメーション化され、年間80,000石を生産する業界屈指の焼酎工場となっている。

製品毎に3種類の麹菌「黄麹菌」「黒麹菌」「白麹菌」と、焼酎用,清酒用の酵母を使い分けている。

 濱田酒造で使用する原料は県内産サツマイモだけではなく,発酵に使う米にも国内産を使用するなど,国内産の原料で高い安全性を確保し消費者に安心感を提供している。

代表銘柄&ラインナップ

大麦と麦麹と天然水だけで造られた琥珀色の長期貯蔵熟成麦焼酎「隠し蔵」はモンドセレクションにて金賞及び最高金賞受賞を受賞している。

又黒麹仕込みの芋焼酎「海童」は同社の主力製品の一つとなっている。

傳蔵院蔵の商品情報

イズミックワールド からお取り寄せ可能。

酒のやまや 楽天市場店 からお取り寄せ可能。

傳蔵院蔵のロケーション

ところ:鹿児島県いちき串木野市西薩町17-7

薩摩金山蔵

2003年9月に閉園した「ゴールドパーク串木野」の跡地を、市の要請を受け濱田酒造が『薩摩金山蔵』として2005年4月23日に再オープンさせた「お酒と金山」のテーマパーク。

醸造施設としての金山蔵

「同社最新の蒸留所」で有りながら3本柱の一つ『継承』を象徴する施設。

2005年江戸時代以前に使われていた「カブト釜式蒸留器」を復元し、以来女性杜氏3名により米麹」「水」「酵母」「サツマイモ」を同時に仕込む江戸期の「どんぶり仕込み」製法で少量の本格焼酎を醸造して、同所を訪れる観光客への土産物として販売している。

酒蔵としての金山蔵

2012年からは新たに建設された敷地内の専用の設備で鹿児島県内で40年ぶりとなる清酒『薩州正宗』の醸造も始めた。

「ツクシホマレ」を使った濃厚な味わいの純米酒と、「山田錦」を使ってフルーティーな味わいに仕上げた純米吟醸酒の2種類を醸造している。

清酒造りは同社の本業焼酎造り(醸造に関する微生物管理、もろみ製造などの)の技術力向上のための取り組みで有り、県内だけの限定販売に限られ増産・全国販売の計画は無い!

観光で同地を訪れた際にでも「南限の清酒」を味わっていただきたい。

薩摩金山蔵の代表銘柄&ラインナップ

黄金麹仕込み 甕、さつまいも(黄金千貫・鹿児島県産)米麹(国産米)を用いた薩摩焼酎 金山蔵 RED など。

薩摩金山蔵の商品情報

福吉酒店 からお取り寄せ可能。

薩摩金山蔵のロケーション

ところ:鹿児島県いちき串木野市野下13665

アクセス

公共交通機関利用の場合

JR九州九州新幹線・鹿児島本線、肥薩おれんじ鉄道線「川内駅」からタクシーで約20分
JR九州鹿児島本線「串木野駅」からタクシーで約10分

マイカー利用の場合

南九州自動車道「串木野I.C」下車、国道3号を川内方面へ車で約10分

いちき串木野市の観光ガイド

じゃらんの周辺観光案内はこちら。


 

公開:2018年5月12日
更新:2022年10月 1日

投稿者:デジタヌ


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