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「ウクライナ国立キエフ交響楽団」-世界の知られざるオーケストラシリーズー2017

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所属劇場の組織

National Philharmonic Society of Ukraine Kiev

Official Website http://worldwalk.info/en/catalog/1423/

正式には「ウクライナ国立キエフ楽友協会」と訳すのが妥当なようです。

(Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/National_Philharmonic_of_Ukraine

本団体「ウクライナ国立歌劇場管弦楽団」とは?

正式名称 Academic Symphony Orchestra of the National Philharmonic of Ukraine

直訳するとウクライナ国立キエフ楽友協会(公式)交響楽団となります。

日本では、2つの名称を使い分けていますが同一の団体!です。

最初に日本に招聘した呼び屋の(株)テンポプリモ(公式サイトはこちらがプロモートする公演では「キエフ国立フィルハーモニー交響楽団」。

音楽事務所のKORANSHA(公式サイトはこちら)が主催で興業する時には「ウクライナ国立歌劇場管弦楽団」と名乗っています。

まあ、あのウィーンフィルハーモニーもシューターツオパーでオペラ伴奏している時はウィーン国立歌劇場管弦楽団なので...。

でもこちらはウクライナ国立楽友協会に所属している団体で、V.P.O.の様な自主運営の別組織では無いので、本項では「ウクライナ国立キエフ交響楽団」と呼ばせていただきます。

キエフってどこの都市?

キエフとは「ウクライナ」国の首都です。

 「ウクライナ」?なんとなく「共和国」はつかないの?って感じですが、ただの「ウクライナ」国が正式名称です「日本」国と同じです?

その首都が「キエフ」てなわけで「京都市の姉妹都市」でもあります。

「ウクライナ」国は

「旧ソヴィエト連邦」に含まれる「鉄のカーテン」の向こうの東欧圏の国でした。

現在は「ウクライナ語」を公用語とする完全な独立国です!

古くはソフィアローレン、主演のイタリア映画「ひまわり」のロケ地として有名で、

近年では、旧ソ連時代の1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故があり、米国スリーマイル島原子力発電所事(1979年3月28日)福島第一原子力発電所事故(2011年3月11日)と並んで世界3大メルトダウン事故として歴史に不名誉な悲劇で名を残した国でもあります。

さらに現在(2017年)はロシア国のクリミア半島占拠・分離独立扇動問題で世界から注目されています。

で「ウクライナ国立キエフ交響楽団」というのは

東欧屈指の歴史ある団体

1834年創設の東欧屈指の歴史ある歌劇場に所属する団体で、チャイコフスキー、リムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、グリエール、グラズノフ、ショスタコーヴィチなど錚々たる作曲家がこのオーケストラを指揮しています。

総勢数百人のメンバーを抱える大きな組織

2017年の場合「大阪・新歌舞伎座公演」の翌日12月28日の東京オペラシティコンサートホール公演当日には本国で別のコンサートがあり「完全にダブルブッキング!」しています。

つまりウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーンフィル)同様に相当の大所帯の組織のようで、ここ数年、毎年のようにやってくる「キエフ国立 フィルハーモニー交響楽団 」と称する団体は1軍なのか2軍(ファーム)なのかは、はっきりとはわかりません。

外貨獲得のための日本巡業

旧東欧のプロオケはロシアの名門(ボリショイ劇場や、マリンスキー劇場/サンクトペテルブルク)でさえ、財政難や実力派団員の海外流出などで汲々としているようで。

とりあえず外貨獲得、組織存続運営のためにこのような「海外出稼ぎ巡業」に明け暮れているようです..。

今シーズン(2018年)?は「シルク・ドゥ・ソレイユ」という、舞台サーカス団の日本巡業に付き合って、年を越して明年(2018年)1月末日まで日本各地を巡業して回るスケデュールになっています....お疲れさまでございます!

クリスマスを過ぎてからの来日になり、彼らにとっては「年明け」も同然なので、日本人の「お正月感覚」のように年末・年始を「異国で過ごさなければならない。」感覚は無いのかもしれません?

但し、途中で何度かウクライナ本国待機組?とメンバーが入れ替わるのかもしれません?

ご興味のある方は、複数回コンサートに訪れてみてはいかがでしょうか?

その実力は?

キエフという町は長らく「鉄のカーテン」の向こうにあって、「有名な音楽祭やコンクール」も無かったりして日本では最近まで「幻のオーケストラ」の1つでした。

実力の程は皆様の「お耳」と「感性」で御判断ねがいます!

ただ元東欧圏の団体らしく「日本人受けする」ロシア・東欧物を得意にしていることは間違いなく。

チャイコフスキーやボロディン、ドヴォルザークといった哀愁ただよう曲は楽しめると思います。

ここ数年劇場専属歌手を引き連れて毎年やってきて、年末「第九」コンサートを、東京の大ホールだけで無く、大阪や地方都市のホールでも巡業してご披露してくれています。

ただ、NHKが取りあげる様なメジャーオケでも無いので、貴方の耳でお確かめ下さい!

蛇足ですが、会場によっては、日本のメジャーオケ?より(有名実力アマオケ程度?の)超お得な料金!でコンサートが楽しめます。

公開:2017年11月20日
更新:2018年10月26日

投稿者:デジタヌ

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