全国家電量販店まとめ《家電ナビ》

ヤマダ電機・チェーン

1973年、日本ビクターを退社した現社長山田昇が群馬県前橋市で「ヤマダ電化センター」として創業したのが始まり。

2017年現在海外も合わせ12087店舗を展開するヤマダ電機ネットワークを形成している。
グループ全体家電量販店売上げ1兆5,631億円（2017年3月期）と売上げ日本1の家電量販店チェーン
2017年3月末現在の企業グループ全体の総資産額も1兆円を超えている。
嘗てのライバル、マツヤデンキチェーン、ベスト電器チェーン、などの企業も同企業連合の軍門に降っている。

ビックカメラ・チェーン

1968年に高崎市で創業1978年に東京支店（後に池袋北口店に改称、閉店）を開店し池袋に進出した。創業当初はカメラ専門のディスカウントストアであった東京・池袋に本店を置き、16都道府県に直営37店舗（2016年8月現在）を展開している。

売上高は山田電機グループの約半分と大きな水をあけられているが、7,791億円（2016年8月期）で家電量販業界第２位、
かつて名をはせ日本国内に142店舗を展開したコジマチェーンやソフマップチェーンなども今は同陣営の軍門に降っている。

ヨドバシカメラ・チェーン

1960年に、現社長藤沢昭和によって創業。
創業当初は新宿西口店を主力店舗とし。カメラや写真用品を主力に置き商品展開した。
前記ビッグカメラチェーンが郊外型のコジマ電機を傘下に置いたのとは異なり、主に大都市の主要駅前に店舗当たりの売上高が大きい大規模店舗を出店して、全国にに23店舗（２０１７年現在）を展開している。
また株式を上場しないで売上高より利益を重視するなどの経営手法をとっている。

エディオン・チェーン

広島市で創業した（株）エディオンと（株）エイデン、が2002年にエディオングループの持株会社として大阪市に設立された。
現在は旧（株）ミドリ電化、旧石丸電気も軍門に下り「エディオン」ブランドに統一されている、直営店フランチャイズ店合わせ全国118５店舗（2017年現在）を展開している

ケーズデンキ

1955年設立の水戸市に本社を置く家電量販店チェーンを展開する企業。
全国に476店舗（直営：472店舗／FC：4店舗）（※ 2016年9月末現在）を展開している。
当初のコジマ、山田、エディオン同様主に幹線沿いの郊外型の店舗を出店している

ノジマ

神奈川県横浜市に本社を置く家電量販店グループ。
1982年に（株式会社野島電気商会）として相模原市に誕生した。
主に関東地方・東海地方・甲信地方を中心に出店し222店舗（2017年現在）を展開している。
一世を風靡したパソコン通信の老舗ニフティ株式会社も軍門に降っている。

上新電機チェーン

全国展開を図る家電量販店チェーン中最古の歴史と伝統を誇る上新電機は、戦後の1948年に戦前現在の木津卸売市場で営業していた青果仲買商「上新」の屋号を再興する形でラジオパーツ販売を主体とする上新電機商会として大阪日本橋電気街に誕生した。
その後の電球・ラジオ以外の家電製品の登場とともに家電量販店の道を歩み出し、高度成長期に大阪府下の衛星都市への進出を機にチェーン展開を始めた。
現在ネット通販事業Joshin web 家電とPCの大型専門店以外に関西一円に展開したフランチャイズを含めた実店舗は234店舗。
この中には、東京八王子の住宅関連店舗ジョーシン・ムラウチリフォーム八王子店も含まれる。

現在売上高3,744億円（2017年3月決算）は業界7位でトップ山田電機グループの約１／４のシェアではあるが、大阪日本橋電気街を創業地とする家電量販店が次々に経営破綻や同業他社の軍門に降るる中、今日まで独立を保って来た唯一の浪速日本橋陣営として大阪を明け渡すまいと浪速あきんどのド根性を貫いている。