狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

冷蔵庫はたいてい突然壊れる! 《 家電 レポート 2017 》

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「冷蔵庫壊れた」の衝撃について

あれこれ頭に浮かんでしまったので書いてみました。

別に他の家電製品であっても壊れるときは突然ということが多いのだが、毎日つかうものだけに「突然」の影響は大きい。

「冷蔵庫のものはクーラーボックスと買ってきた氷で多少なんとかなるけど、冷凍食品は溶けちゃうよな~...どうしよう。とにかく冷凍品を頑張って使わないと...」

といった打撃にさらに追い打ちをかけるのが、

「あ~、突然だと出費が痛いわ~、こんなことなら...」

とか

「すぐに家電店に行かなきゃ、予定が狂っちゃうなあ...トホホ」

といった打撃も加わる。


それに加えて

「即納でないと困るから選択肢の幅は狭くなるし、最安値で買えないのよねえ」

とか

「冷蔵庫って、どれ選んだらいいか、メチャわかりにくいのよねえ。似たり寄ったりな気がしちゃうし...でも毎日つかうものだからちゃんと選びたいよなあ」

などといった頭痛の種も降ってくる。


こういう事情があるので「冷蔵庫壊れた」は、主婦の気持ちをどん底にたたき落とすのに十二分な衝撃なのである。


毎日家で料理をする人ほど打撃は大きい。


洗濯機、給湯器、エアコンといったものも壊れたときの打撃が大きいのだが、冷蔵庫が壊れた時の衝撃はその数倍あるような気がする。

スマホの上を行く...かもしれない。


壊れる前に新しい冷蔵庫に買い変える...というのがベストなのかもしれないが、まだ使えるという状態で、引越でもないのに買い直すのはちょっと抵抗がある人も多いのだろう。

おまけに、冷蔵庫は「次はどれにしようかな」という発想になりにくい。

そもそも毎日使っていて製品にも慣れちゃっている。となると家族数が急に変わらない限りは「さほど困っていない」といったことにもなりやすい。

そして冷蔵庫が普及してすでにウン十年。スマホやパソコンなどと違い、すでにかなり成熟した分野であり、最新モデルを追っかけるといったものでなくなっている。

かくして、「きゃー!壊れた!」にぶちあたるまで製品検討なんかあまりしなかったりする。

「せめて冬場に壊れて欲しい」

とも思うが、どういうわけか冷蔵庫の壊れるのは初夏~盛夏が多い気がする。


 

公開:2017年6月22日
更新:2022年9月29日

投稿者:狸穴猫


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